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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(振舞)
振舞 具体的に料理の献立は、「国日記」宝暦五年(一七五五)十二月三日条にみえ、
運送方
(うんそうがた),宝暦五年は凶作の年であり、
運送方
二七六人は飢饉を乗り越えるため藩の施策に協力し、賞されたのであろう。
通史編2(近世1)
(大庄屋制の成立)
すなわち領内の富裕層を藩政に取り込む施策は、すでにみてきたような、御用金の賦課や、宝暦四年の運送加談(
運送方
手伝,)への任命のほか、同六年十月には
運送方
を蔵奉行に任命したり、同十一月には村々の手代に一〇俵を与えて苗字御免
通史編2(近世1)
(「標符(通帳)」発行の前提と経過)
からの借金については藩が返済するので員数を書き出すこと、⑧年貢米など一切の穀物は大庄屋(おおじょうや)と
運送方
,領民(藩士を含む)の間にあって領民から物資を収納し、また藩とこれら商家の間にあって物資の配分を行うのが
運送方
通史編2(近世1)
(飢饉への対策)
右の政策の実施に当たっては、同年三月に任命された大庄屋(おおじょうや)・
運送方
(大庄屋格で金銀米銭の御用
通史編2(近世1)
(宝暦五年の米切手と標符(通帳))
人名が記されているのは、この段階で御運送役が廃止されていたからであるが、この三人は宝暦四年十二月当時、
運送方
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