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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍

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通史編1(古代・中世) (土器の煮炊から鉄鍋へ)

土器の煮炊から鉄鍋へ 古代における主体的な煮炊の道具である土師器甕(かめ)・堝(なべ)という器種は一一,・一二世紀ごろから急速に減少し、代わりに鉄鍋の出土が一定量認められるようになる。,写真83 内耳鉄鍋の復元(根城)  ただ形の上では古代における甕を深鉢形の器形、堝を浅鉢形の器形,とすると、鉄鍋は浅鉢形の器形を踏襲したことになり、深鉢形による煮炊形態が衰退していることを理解できる。,図34 内耳鉄鍋と内耳土器・把手付土器 1 柳之御所堀跡出土内耳鉄鍋(岩手県平泉町) 2 蓬田大館遺跡出土内耳土器 / 土器の煮炊から鉄鍋へ
通史編1(古代・中世) (中崎館の鉄製品)

中崎館の鉄製品 中崎館の出土遺物をみて、不思議なことに食生活のための鉄鍋の類がほとんど出土していないことに,いずれにしても、中世の段階になると鉄鍋が煮炊の主体となり、北日本を中心的分布域として内側に耳のついた内耳鉄鍋,このような鉄鍋の生産地に関しては、製作に当たった鋳型の出土によって場所を特定できる。,近年までは、福島県あたりまでしか鋳型の出土が認められなかったことから、津軽地域の鉄鍋もすべて搬入品とみられていたが
通史編1(古代・中世) (擦文文化の終末年代)

擦文文化の終末年代 本州の擦文土器は、土師器と共伴する例が多いことから、鉄鍋・内耳鉄鍋の出現、そして,擦文文化にあっても、基本的には土器から煮炊具である鉄鍋、供膳具である木器(漆器)への転換が考えられる。
資料編1(考古編) ((11)その他の生活用具)

厨房の道具としては、煮炊具としての鉄鍋、火おこしの道具である火打金、木製の曲物、折敷、釣手具、箸がある,鉄鍋は、蓬田大館遺跡(蓬田村)、古館遺跡(碇ヶ関村)で出土している。,図104 平安時代の曲物底・折敷・釣手具  古館の鉄鍋は11世紀代のものである。
通史編1(古代・中世) (陶磁器と地域社会)

これらの陶磁器・かわらけ、さらには煮炊具である鉄鍋と、調理・貯蔵具として鉢・甕の列島的な分布から、中世後期,アセンブレッジの地域相 (小野正敏原図)  津軽地域は「北国相」のなかに入り、煮炊きの基本は鉄鍋
資料編1(考古編) (-鉄製品-)

このほか、量は少ないが馬具や煮沸具としての鉄鍋もある。
資料編1(考古編) (第6節 金属製品)

例えば浪岡城内館SP12では、鉄製品(鍬・鎌・刀・苧引金・轡・釘)を埋納した上に内耳の鉄鍋をかぶせて埋,めていた事例(図19、20参照)があるし、根城東構地区では、人骨に内耳鉄鍋をかぶせて埋葬する事例も存在,鉄鍋について、土師器による煮沸形態から鉄鍋への移行、特に内耳鉄鍋は古館や蓬田大館で見られるように11~,この鉄鍋が、当地の生産であるのか他からの搬入品であるのかという議論は、いまだ結論が出ていない。,土師器製作が下火になることによって、饗膳においては木器(漆器がほとんどであるが)と舶載陶磁器、煮沸においては鉄鍋
資料編1(考古編) (第7節 出土遺物と生活)

八戸市根城跡東構地区出土人骨はハンセン病の痕跡がある埋葬であり、内耳鉄鍋を頭にかぶせ筵のようなものに覆,このような、埋葬に当たっての城館及び集落における場所の選定、副葬品の有無、さらには擂鉢や鉄鍋をかぶせる
資料編1(考古編) ((5)塩業)

なお、12世紀代の製塩遺物や遺構については、現在全く不明であるが、この時期に煮炊具としての鉄鍋が普及し,、土器が消滅したことから、製塩にも鉄鍋が使用されたものと想定される。
通史編1(古代・中世) (地方色を顕す古代の津軽地方)

を中心とする東北地方北部独自の地方色が濃くあらわれてきており、さらに、一一世紀中葉から後半には、内耳鉄鍋
通史編1(古代・中世) (大光寺新城跡)

一方、出土する遺物の中にはたとえば建物に使われた釘をはじめ、火打ち金・鉄鍋・鍋の弦・ハサミなどの城館内
通史編1(古代・中世) (食の道具)

擂鉢で調理された食材はそのまま、あるいは囲炉裏に置かれた鉄鍋のなかで煮た上で食膳に出される。
資料編1(考古編) (第4節 中世・近世の生活用具)

珠洲(すず)すり鉢,備前すり鉢,唐津すり鉢,瀬戸美濃灰釉鉢・卸皿(おろしざら)(以上日本製陶磁器)/鉄鍋
資料編1(考古編) ((3)10世紀後半~11世紀)

さらに、11世紀後半では内耳土鍋や鉄鍋も散見する。
資料編1(考古編) (5.荼毘館遺跡)

⑤出土遺物 土師器、須恵器、古銭、鉄鍋、坩堝、羽口、鉄製品、砥石等が出土している。
資料編1(考古編) (1.境関館遺跡)

・白磁(碗・皿・鉢)・染付皿・朝鮮象嵌青磁・瀬戸(平碗・皿) 調理具 珠洲片口鉢・瀬戸(卸皿・盤)・鉄鍋
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