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通史編4(近・現代1) （陸羯南の手紙）

司法省法学校を退学して志を得ず、『青森新聞』の記者として不遇をかこっていたときに紋別行きを勧めたのは笹森や長尾介一郎,笹森は明治十二年十月、中津軽郡長だったが、菊池九郎、長尾介一郎らと函館の物産会社や七重の試験場を見学して,十二年から十四年にかけて、農牧社創立のため県の勧業課と密に連絡をとって往来し、また、十三年六月のころは長尾介一郎

通史編4(近・現代1) （知事辞職勧告）

長尾介一郎は言う。

通史編4(近・現代1) （士族授産事業の成立と展開）

農牧社の組織は、社長大道寺繁禎、副社長笹森儀助、牧佃掛中畑清八郎、会計掛芹川高正、監督長尾介一郎、菊池九郎

通史編4(近・現代1) （鍋島知事の対応）

長尾介一郎の日記は次のように記している。　

通史編4(近・現代1) （騒動の発端）

士族授産事業の農牧社を笹森儀助らと創立、監督となった長尾介一郎はこのとき四十二歳、谷量舎で牛乳販売も行