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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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資料編1(考古編)
(1.我が国における土器の出現)
の初現は、昭和35年(1960)の夏に長崎県吉井町(佐世保市の北西約25km)福井洞穴から発見された
隆線文土器
,2年後の昭和37年(1962)には、愛媛県上浮名郡美川村の上黒岩岩陰遺跡で、江坂輝彌により同様の
隆線文土器
,刻線礫が発見され*9、昭和48年(1973)夏には、麻生優が長崎県佐世保市瀬戸越町の泉福寺洞穴において、
隆線文土器
通史編1(自然・原始)
(草創期)
これらのなかでも表館(1)遺跡出土の
隆線文土器
は、六五の破片で発見され、復元の結果、高さ三〇・五センチメートル,
隆線文土器
六ヶ所村・表館(1)遺跡 (青森県埋蔵文化財調査センター蔵) 鴨平(2)遺跡の
資料編1(考古編)
(2.東北地方における土器の出現)
、最古と考えられていた貝殻文土器を越える古い形式の土器が次々に発見され、土器の最終的な出土は爪形文と
隆線文土器
資料編1(考古編)
((1)縄文時代草創期)
第Ⅷ層(千曳(ちびき)浮石層)上部から第Ⅶ層(千曳浮石層の漸移層)下部にかけて、65の破片で出土した
隆線文土器
,縄文時代草創期の土器 隆起線文土器… 六ヶ所村・表館(1)遺跡 (県埋蔵文化財調査センター蔵)
隆線文土器
資料編1(考古編)
((3)縄文時代前期)
表館式土器34*、金木町藤枝溜池北岸出土の芦野Ⅰ群土器35*、昭和62年(1987)に発掘され草創期の
隆線文土器
通史編1(自然・原始)
(発掘調査の成果)
なかでも後者の
隆線文土器
は、完全な形に復元され国内外から注目を浴びている。
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