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弘前市立弘前図書館/おくゆかしき津軽の古典籍
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通史編3(近世2)
(修験)
領内の神職は、宗教活動の範囲を示す「
霞
(かすみ)」を所有したが、修験はこれを持っていなかった。,
霞
は神職のテリトリーであり、修験がこの中で宗教活動をすると摩擦を生じることになる。,宝暦六年(一七五六)に大行院から寺社奉行に対し、神職が
霞
内で修験の祈祷を排除する動きに抗議が出された。
通史編3(近世2)
(神職の扱い)
津軽領では神職が「
霞
」と呼ぶ信仰圏を持ち、修験者には
霞
がなかった。
通史編1(自然・原始)
(監修のことば)
かつて大田南畝(蜀山人)は、近江八景を一句のうちに詠みこんでくれと所望されて、少しも騒がず、「七景は
霞
にかくれ
通史編1(古代・中世)
(二 津軽の修験道と神社)
本山派と当山派はともに、自らの檀家居住区域を「
霞
」と呼ぶのに対し、この羽黒派の場合は、「檀那(場)」と
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