昭和五十七年(一九八二)四月一日、弘前市立裾野中学校が開校された。裾野中学校は小規模中学校の草薙中学校(草薙小学校と併置)と修斉中学校を合併統合したものである。学区は統合前の両中学校学区で、貝沢、大森、十面沢、十腰内となっている。また、両中学校とも弘前市と合併以前は、旧中津軽郡裾野村に属していたので、それが新中学校に校名として残されたものである。新校舎は、十面沢字湯ヶ森四〇番地に建てられ、敷地は旧両中学校から等距離の地点である。裾野中学校は、五十七年九月二日の校庭工事の完成をまって、同四日落成記念式と祝賀会を挙行し喜びを表した。
同中学校の開校時の生徒数は二〇五人、学級数七、教員数一四人、初代校長は境辰五郎である。