運動公園の建設

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弘前運動公園は昭和四十八年(一九七三)に建設が着手され、その間、昭和五十二年の第三二回国民体育大会(あすなろ国体)の開催に合わせて、一部施設が供用されたのをはじめ、順次整備が進められ、五十九年(一九八四)に至って全体事業が完成した体育施設である。場所は小比内字福田萢(現豊田二丁目三)。あえて施設といったのは、野球場、球技場、克雪トレーニングセンター、テニスコート、陸上競技場、運動広場など数個の施設を備えているからである。総面積二二・七ヘクタール、園内には樹木が多く、まさに運動公園にふさわしい施設である。施設を紹介する。

写真214 あすなろ国体きょ火リレー(昭和52年9月・上土手町)

 野球場 昭和五十四年三月完成。面積二〇・六〇〇平方メートル。グラウンド中堅一二〇メートル、両翼九三メートル、夜間照明付。観覧席一万二〇〇〇人。
 球技場 昭和五十二年三月完成。面積一万三九〇七平方メートル。競技面積一万三五〇〇平方メートル。コートハウスー四四平方メートル。
 克雪トレーニングセンター(自治体立としては東北初の土間式屋内体育館)昭和五十七年十一月完成。建設面積四一二八・四二平方メートル。主練習場五五メートル×五〇メートル。投球練習場、相撲練習場、トレーニング室、ミーティング室。
 テニスコート 昭和五十二年三月完成。面積七四〇〇平方メートル。コート数八コート(砂人人工芝)。観覧席一二〇〇人。夜間照明付。
 陸上競技場 昭和五十五年六月完成。敷地面積二万九〇〇〇平方メートル、競技面積二万平方メートル(2種公認全天候型トラック)。観覧席一万二〇〇〇人。
 運動広場 昭和五十九年三月完成。面積二万一〇〇〇平方メートル。グラウンド一万五〇四九平方メートル。スタンド五七五二平方メートル。夜間照明付。