大村神社宝殿 附棟札3枚
【指定区分】 | 国指定 |
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【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 阿保 |
【指定年月日】 | 大正9年4月15日 |
解説
明治23年(1890)に現在の本殿を建築する際、主殿であった鹿島社を西方に移して保存したものである。一間社入母屋造の妻入で浜縁が付く。屋根は檜皮葺である。正面の柱間は板唐戸、他の3面は板壁で、蟇股は向拝に竜、正面に牡丹・唐獅子、他は紅葉に鹿が彫られ、身舎柱上組物や虹梁には優雅な彩色が施されている。天正伊賀の乱によって焼失したが、天正15年(1587)に再建されて豪放華麗な桃山様式の建築美が後世に残された。正保4年(1647)・元禄11年(1698)・安永8年(1779)の銘がある棟札が残されている。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
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