射手神社十三重塔(南方塔)

射手神社十三重塔(南方塔)


射手神社十三重塔(南方塔) 画像
【指定区分】国指定
【種別】建造物
【所在地】長田
【指定年月日】昭和31年6月28日

解説

射手神社の鳥居の左右に立つ2基の十三重塔のうち南方のものである。刻銘はないが、様式から南北朝期の造立と考えられる。二重の台石上に立ち、相輪の一部と一層を欠くが他は残存している。初層軸部には4面に月輪付金剛界四仏の薬研彫による種子が見られ、各重の屋根下面には段により垂木が表現されている。現在は神社の境内に見られるが、かつてあった神宮寺、仏性寺に伴う建造物と考えられる。
目録を見る
伊水温故