常住寺閻魔堂 附棟札及び同写
【指定区分】 | 県指定 |
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【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 長田 |
【指定年月日】 | 昭和52年3月28日 |
解説
万治3年(1660)に藤堂藩の2代藩主藤堂高次が、生母松寿院の十三回忌に建立した。入母屋造の本瓦葺で入母屋の部分が小さく、草葺の棟を思わせる。正面の蟇股などは極彩色であるが、他は弁柄塗りである。内部は外陣が棹縁天井、内陣は格天井で見切り上に極彩色の蟇股を置いている。中央の二天柱、須弥壇厨子などは極彩色の部分が多く、堂内で最も華麗である。万治3年・元禄3年(1690)・明和8年(1772)・安政3年(1856)の4枚の棟札と嘉永5年(1852)の棟札の写しが残されている。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
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