菅原神社楼門・鐘楼
【指定区分】 | 県指定 |
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【種別】 | 建造物 |
【所在地】 | 上野東町 |
【指定年月日】 | 平成5年3月8日 |
解説
楼門(写真)は菅原神社の正門で、元禄14年(1701)に着工されたことが2階大梁の墨書や『永保記事略』(県指定文化財)からわかる。建物は三間一戸、入母屋造の本瓦葺で、下層は三手先の腰組で高欄付きの縁をめぐらし、上層は三手先組物で二軒繁垂木の軒を張り出させている。鐘楼は寛永4年(1627)の創建であるが、貞享5年(1688)に梵鐘を鋳直した際に建て替えられたとされる。桁行・梁間一間の四本柱式で、屋根は切妻造の本瓦葺、細部の装飾手法に近世的特色が顕著である。関連資料・関連ページ(別画面が開きます)
歴史探訪 上野天神宮(菅原神社)