正月堂の修正会
【指定区分】 | 県指定 |
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【種別】 | 無形民俗文化財 |
【所在地】 | 島ヶ原 |
【指定年月日】 | 昭和29年4月1日 |
解説
毎年2月11日に行われる大餅会式は、大餅を頭屋宅から「エットウ、エットウ」と大声をあげ、「セックモリ」と称する野菜などで作った鬼頭、ケズリバナ風の夫婦ツバメを付けたいばり栗、餅花を付けたナリバナなどで行列を組む。行列は正月堂へ錬り込み、ナリバナなどを供え、祝いの数え歌を歌う。翌日の御行結願法要(写真)では、牛玉杖で乱打する「ほそのき驚覚法」、大導師の「ランジョォー」の声や、乱声方の鉦・太鼓・ホラ貝・拍子木の大音響のなか、火天・水天の錬行衆が本尊厨子の周囲を廻りながら、火と水を振りかざし荒々しく交錯する「達陀の行法」などが行われる。