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函番号(資料番号) 96-58
旧書名 中島広足詠草〈自筆本〉
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 3
単位
書名 中島広足詠草
書名ヨミ ナカジマヒロタリエイソウ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 書名は仮題(旧目録に従う)。各冊原表紙書外題①「窓の塵」(「知己名録」を墨滅して傍記)・②「紀行/〈又難波の旅居の歌〉」・③「詠草」。
版写
特殊装丁
書型 半・中
存欠
原装・改装 原装
合冊
丁数 64
寸法 17.8/11.9 18.4/13.0 24.6/17.0
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 中島広足
編著者ヨミ ナカジマヒロタリ
編著者(ローマ字)
成立 (1冊)原表紙左端に「天保十一年 橿園」。(2冊)原表紙外題右左に「安政五四月より」「橿園」。(3冊目)原表紙右端に「浪華滞留中(墨書)/万延元九月長崎歌(朱書)」、同外題下部に「広足(朱印「橿園」)」。各冊とも序跋等なし。
成立西暦
成立推定 近世後期~幕末写
刷り書写の態様 自筆稿本。
内容 中島広足自筆の和歌書留3点。①「窓の塵」:古歌を中心とした雑記書留。中に「画讃 光輔/ふしのねにゆふたちきほひ行雲のはゝかるへくも見えぬ空かな/景樹云此うたよろしけれとふしの山甚ちひさくみゆる也はせをの句に ふしのねやところところのむらしくれ 是にてふしの山大きに見ゆる也云々」等香川景樹の言説や千種有功等同時代人の詠を記す。②「紀行/〈又難波の旅居の歌〉」:安政5年4月24日に長崎を出立し難波へ向かう旅路及び難波滞在中の同年10月頃までに詠んだ歌の書留。巻頭「四月廿四日/出たつとて人々によみておくる/ほとゝきす聞つゝゆかむ旅なれとさみたれそはむ空をしそおもふ」。大坂到着直後の詠「六月二日八軒屋の川へを過しに人のあつまりゐたりしはしにたる人を見るなりけりころもなとのさまてうとめくものもかたへにあめるはかたゐにはあらぬ旅人なるへし/道にふす人を見るにもひとりある老の旅こそかなしかりけれ(第五句朱傍記「心ほそけれ」)」。③「詠草」:難波滞在中、諸所の歌会等で詠んだ詠草集。巻頭「寄鴛恋〈千首題の中〉/岩淵にかくれてふたりすむをしのはなれぬ中にならはましかは」。末尾近くに「浪花を九月十五日たちて十月六日長崎にかへる」とあり、以下は長崎での詠草。さらに、巻頭見返より本文行間に万延元年9月以降の長崎で詠んだ歌を朱書で書き込む。朱書部分の巻頭「九月八日 中村吾道宅会/禁中月/いとゝしく玉やしくらんくれ竹のうてなにあまる露の月かけ」。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「橿園」。
備考 原装共紙表紙に覆表紙を付す。1冊目は「知己名録」としようとしたもので、表紙に朱書「加納兵部諸平 紀州若山湊/本居弥四郎内遠 〈紀州若山広瀬/弁才天山丁〉」、1丁目表に朱書「奥州会津 佐藤幾(イク)之進/〈九月十五日来〉」(見せ消ち)とあり。1冊目に広足宛書簡1通を添付、「口状/益御安泰奉寿候今以引篭御無音多罪御海恕可被下候然ハ愚詠奉入御覧候此節ハ数多ニて御面倒恐入候明日御昼前人差上可申候夫へ宜御ねかひ申上候已上/五月十三日 広成具/橿園尊大人」。○筆蹟サンプル画像へのリンクあり。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 文学 和歌
大分類 和書
和分類 文学 和歌 家集
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト 筆蹟サンプル画像へのリンクあり。
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
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関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
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収載箇所
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デジタル化の経緯に関する注記
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