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内容
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近世初頭より明治に至る（物故者のみ）越後・佐渡の名家略伝を集めた叢伝書。目次の見出し下部に記述の典拠を記す。漢字かな交じり。自序に「吾越人或は米穀の饒を誇り、或は郡邑の盛を称し、或は七奇の異を語り、或は山川の美を説く、而して人物の事に至ては、之を言ふもの甚た少し…」。全９集・附録に部類、第１集：内藤信敦・榊原政令・溝口直養～磯野治左衛門・小林虎三郎・大野誠等２２名、第２集：長尾秋水・山田貞吉・本間精一郎～室貞蔵・片桐省介・大橋一蔵等２４名、第３集：田辺小兵衛・佐藤茂右衛門父子・与茂七～山本帯刀・渡辺兵吉・酒井良祐等２０名、第４集：関矢凌雲・久代寛斎・村松蘆渓～木村容斎・井部健斎・新保西水等３３名、第５集：益田玄皓・中山蘭渚・丸山元純～丸岡南陔・大村加卜・氏江元彦等２５名、第６集：釈潮音・釈隆長・釈露伯～釈声誉・釈義導・釈環洞等１９名、第７集：覚左衛門・市島六之丞・伊藤仙助～幅野長蔵・金内隆右衛門・五十嵐三郎兵衛等３１名、第８集：川村源右衛門・小黒伊賀右衛門・槇吉之丞～小薬九郎右衛門・柴田金右衛門・阿部鉄扇等２０名、第９集：阿佐・曽廼・曽乃～本間水雲・関守雄・円山溟北等１５名、附録：中村久米之介・石川弥一・奥村某～阿幾・亀鶴・鯤等８名。
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