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函番号(資料番号) 119-278
旧書名 阴兼阳珍紋図彙
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 1
単位
書名 阴兼阳珍紋図彙
書名ヨミ カゲトヒナタチンモンズイ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 下巻の淡彩色刷絵題簽存。外題ふりがな「かげとひなたちんもんづい」。柱題「ちんもん」。
版写
特殊装丁
書型
存欠 全3巻
原装・改装 原装
合冊
丁数 15
寸法 16.3/12.3
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 曲亭馬琴作
編著者ヨミ キョクテイバキン
編著者(ローマ字)
成立 題簽右下に「馬琴戯作/享和癸亥(3年)発行/翠橋上通油街/仙鶴堂梓行」。一丁表の右端・左端に「阴兼阳珍紋図彙 著作堂馬琴撰(刻印「馬琴」)」「享和三癸亥孟春 僊鶴堂開鐫(刻印「仙寉」)」(聯額の絵)。奥書「曲亭馬琴作」。巻末に「▲俳諧歳時記〈これは節用抄と御ひろういたしおきしさうしなりこのたひ出板いたしました〉」の宣伝あり。国書総目録によれば歌川豊広画。
成立西暦 1803
成立推定
刷り書写の態様 やや後印。
内容 種々の姿態の人物や器物の影法師を別の物の形に見立てる。訓蒙図彙風に解説の戯文を添える。登場する絵は、さくしや―たか、かさをどり―三がいまつ、ちからもち―さぼてん、ぼうずがつぱ―ひのみやぐら、くめの平内―ほかけぶね、あんま―かみのふね、ひえまき―なつとうゑぼし、うしろむき―ちやがま、〔桐の木〕―〔鳶〕、けいせい―ねこ、かぼちやの火入―だるま、かるわざ―大入(人文字)、だうづき―かきつばた、けまり―石山に月、いかだし―さぎ、つくばつた―かへる、〔本を顔に載せて昼寝をする男〕―山水、じゆんれい―まがきニきく、やつこのしり―そらまめ、ゆうれい―とうもろこし、ちぎばこ(神明の生薑市の土産)―小ばん。巻末に手を用いた影絵の絵あり(犬・兎・鼠・鳶・松茸・薦僧)。前年の上方旅行の途次、馬琴が「三州をかさきより一里半ニしていほりの朝倉庵三笑」(「いほり」は「にいほり」の誤刻)を訪ねた際、同家の納戸の戸の節穴より少し離れた所に美濃紙を張った枠を置くと、外の庭の築山や泉水が逆さまに紙に映る現象を見た経験を紹介(「こればつかりはちやなことではなしじつろくなり」とことわる)、そこから発想を得たという(この件は『羈旅漫録』にも見える)。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「定」。識語「天ほう/いさり」。
備考 黄色表紙。料紙漉返風。一丁表に鏡岩を見る旅姿の馬琴の画像あり、上部に「かゝみ石うつる日かすも旅くしげふた月へたつあつまぢの家/去歳肇秋余遊観洛北紙屋鏡嵓而以所咏之戯咲歌題巻端」。二丁裏・三丁表に鶴屋の小僧より原稿を催促される作者の姿あり、「でずともよいにとかくでたかるものはせんきもちのおならなり又いくらいけんでもすぢつてもひよつとでそこなふとからきりでぬものはくさそうしのしゆこうなりさくしやもひよんなことかしやうばいになつてでんがくやのからしではないかいやでもをうでもかゝねはならず段々ひあしはかものあしよりみちかくよはつるのくひほどなが月のすゑつかたほんやからはまいにちのたてさいそく…」。『〈新編〉岡崎市史 総集編』によれば、浅倉庵三笑は新堀村(沼津水野家の飛地、現・岡崎市新堀町)の木綿問屋で豪商の深見佐兵衛家の長子佐太郎。享和3年に家督を相続、佐兵衛を襲名、文政8年に隠居法体。天保6年正月17日没63歳。三川狂歌壇の重鎮で江戸の浅草庵市人の壺側に属した。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 文学 国文
大分類 和書
和分類 文学 国文 小説 近世小説 黄表紙
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
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主題
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主題(ローマ字)
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関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
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収載箇所
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