/ 21148ページ
函番号(資料番号) 119-428
旧書名 梶原細見二度の賭
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 1
単位
書名 二度の賭
書名ヨミ ニドノカケ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 下巻の淡彩色刷絵題簽存、外題に角書「梶原/細見」あり。柱題「惣かんでう」。
版写
特殊装丁
書型
存欠 全2巻
原装・改装 改装
合冊
丁数 10
寸法 17.4/12.6
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 四方山人(大田南畝)作
編著者ヨミ ヨモサンジン
編著者(ローマ字)
成立 題簽右上に「通油町/蔦屋(蔦屋の商標)」。一丁表上欄外に蔦屋の商標。奥書「四方山人著」。『黄表紙絵題簽集』によれば、天明4年、蔦屋版。国書総目録によれば、喜多川歌麿画。
成立西暦 1784
成立推定
刷り書写の態様
内容 平家物語の名場面のもじり。親に似ぬ堅蔵の平重盛は、三千両を難波の二郎と瀬尾の太郎に預け、町人へ三十両一分でも五十両一分でも良いから預けて回すよう指示する。両人は「ちよ++ら」で重盛に一杯食わせ、その金を清盛入道に捧げ、十分一をせしめる。平家は小烏丸という船に乗って安藝の向島へ船遊山に出、安藝の太郎の前を通った時に太郎の家の洗い鯉が飛んで船中に入る。「ありがたいのみそずよりきついものと入道をむせうにまるめる」。入道の驕りで平家の身代も傾き、西八条に侘住いをするが、家の中に火が降り、数万の座頭が利の滞るのを責めに来る。清盛・重盛没後、宗盛の世となり古借銭を返済する術もなく、平家一門は一の谷の下屋敷に籠もるが、源氏の掛け取りが押し寄せ、分散となる。平時忠と宗盛は建礼門院を下関の遊女にし、太鼓持ちとなって義経を丸め込む。金を使い込んだ義経は奥州秀衡が舘へ居候となろうと下る途中で、追い剥をする知盛と会う。残された梶原は正月早々掛け取りに行かれず、二月に再び借金をはたる。「これをかぢはら二どのかけとりといふ」。平家は残らず蟹となって借金を横に寝る。その後佐渡の金山に赴き、金のつるを切って返済する。これが「きりかね」(分割返済の意)の始め。「よの中はうへに目がつくよこにゆくかねがかたきのうきよじやなア」。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「矢嶋文庫」(矢嶋松軒)。
備考 古い黄色表紙、上巻後表紙は新しい改装。料紙漉返風。総裏打本(裏打紙に明治31年、近衛歩兵第四聯隊宛受領証等の反古を使用、『福徳入紋三津引』(119-420)と一連のもの)。
保存状況種別 汚損
保存状況程度 あり。
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 文学 国文
大分類 和書
和分類 文学 国文 小説 近世小説 黄表紙
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
関連する地域・場所
関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
manifest.jsonへのURL
関連画像URL
自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
権利関係・利用条件に関する注記
緯度・経度・高度に関する注記
収載箇所
DOI
既刊目録名
デジタル化の経緯に関する注記
/ 21148ページ