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函番号(資料番号) 125-96
旧書名 花かつみ
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 3
単位
書名 花かつみ
書名ヨミ ハナカツミ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 書名は原題簽「華可津美 上(中・下)」(左肩無辺、緑色料紙、下巻は「花可津美」)による。内題なし。
版写
特殊装丁
書型
存欠 全3巻
原装・改装 原装
合冊
丁数 315
寸法 28.3/19.0
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 我笑庵鼠狂(蘭皐・藤親之・村恭)
編著者ヨミ ガショウアンソキョウ
編著者(ローマ字)
成立 長文の自序あり、末に「…拙き筆を染て後世の耳目に備ゑんことを希ふのみ/空言を巻く舌長し冬火燵/文政四年辛巳中冬 〈我笑庵〉鼠狂誌(朱印「親之」)(朱書花押)」。自跋全文「予歳つもりてことし七十六才幼若の頃より竹馬の友とする人百有余人に余れりみな泉下の客とは成り侍るさこそ今は金箔をぬられ仏ともあほかれ蓮座をつらねて楽しからん殊さら極楽は豊饒の国と聞ゆれは定めて伊丹万貫寺の美酒をたゝへ和泉諸白もおゝからむましてや三途川の初鮭死出の山の松茸も盛り成へしうら山敷し(ママ)けれともいかにせん仏の選に預らされは閻摩の庁の迎状も来らすことしの大暑に茄子木瓜も心にまかせす堅鯡は老の歯に不叶長日を安閑としていたつらに天下の米を費し国家のさまたけを恐るといげとも今さらすへき手立もなし本より死て遺すへき藝術もなけれは名を後世に垂れん智あらす誠此世の無月半泉の徒といふ成へし/隠家脱産常無心 華下清宵擁勝吟 人事千秋眼中尽 庭前春艸帯霜深/亦/老馭餘年齢自傾 死無遺業与声名 人間徒費城頭米 酔臥放談耽月明/文政壬午(5年)中冬/蘭皐 藤親之村恭識(朱印「村恭」外1)」。
成立西暦 1822
成立推定
刷り書写の態様 自筆稿本。
内容 戦国の武将の逸話、武家の儀礼や故実、当代の武家の逸話等を集めた雑記随筆。米沢藩上杉家に関連する話題を中心とする。漢字かな交じり。上巻より中巻にかけて、上杉家歴代(輝虎(藩祖の養父謙信)及び藩祖景勝より十一代斎定の文政4年12月まで)の事績を編年体で詳しく記した家譜あり。自序に、名のみ残って花の伝わらない「花かつみ」に対し、「長く世に伝て国家の宝」とすべき「美談」を集めた書という。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「林泉文庫」(朱長方印)・「羽前国米/沢元篭町/小黒源蔵」(朱長方印)。識語「三冊之内 小黒則秀」・「(数文字擦去)寅九月初一購求 樅軒主人」(朱書)。
備考 縹色表紙。半丁11~13行。同筆の増補書入あり。別筆による補訂を記した付箋あり。○著者は伝不詳。文政5年に76歳(延享4年生)。米沢藩士の隠居らしい。歴史や故実、和歌・俳諧等の文学に造詣が深い人物。○中巻、上杉吉憲の事績中に、綱吉の死と柳沢をめぐる噂、英一蝶の流罪一件の話(綱吉と寵愛する小鼓の名人白玉おてんとの遊興を「百美人」で描く)あり。「(中巻)…米沢にて打首を獄門にさらすに木芽三本結三ぎつてやうと名付て夫へ首を載さらし置事也他国にて角物にて上部に拵大釘を打夫へさしさらし置なり是も三きつてやう容易にはならぬ由いふ人有…」「(下巻)むかし宇治大納言…水戸黄門光国系も物数寄の御人成は藩中の士に命して当世に珍らしき噺を書集させられ新著聞集と名付られたり…」「(下巻)米沢興譲館に山城守(直江兼続)所持之書とて左氏伝史記前後漢書明の世之出板にて甚珍らしき書物也出板年号は忘却したり唐本の上下切裁ち和紙を以大ふりに拵置ひしと書入有よき朱を表紙に塗り定めて夜日手透なき人ならんいつれのとき手入有けるか恐入たる事とも也前田慶次郎所持といふ書有たる筈なり古人の仕業は後世の及へき事遠し」。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 総記 随叢
大分類 和書
和分類 総記 随叢 雑筆
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
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関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
原資料の利用条件
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デジタル化の経緯に関する注記
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