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内容
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洛中洛外の大判絵地図。図の上が北。南は宇治、伏見、淀、石清水までを収める。地名・町名の外に社寺名や名所名を長方枠内に注記し、主な名所については略解説を付す。図の右上に京都の概説及び「洛陽七口」「同間之近道」、左に「京町竪小路いろは合印」「同横小路片かなイロハ合印」「諸宗寺々合印」「諸大名御知行京御屋敷所附」、下部に「三条大橋ヨリ諸方江ノ道法并ニ方角ヲ図ス」の記事あり。緑(山、濃淡あり)・桃色(寺社・地名枠等)・黄色(道路)・青(池川)・灰色(武家公家の屋敷)・朱色(内裏と二条城)等の筆彩色あり、刊行者によるものか。
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