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函番号(資料番号) 144-34
旧書名 池田家履歴略記
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 28
単位
書名 池田家履歴略記
書名ヨミ イケダケリレキリャッキ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 原題簽存(左肩無辺、金揉箔散し)。
版写
特殊装丁
書型
存欠 26巻年表系図1巻目録1巻
原装・改装 原装
合冊
丁数 2218
寸法 27.3/19.9
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 斎藤一興編
編著者ヨミ サイトウカズオキ
編著者(ローマ字)
成立 首巻巻頭に「叙」あり、末に「寛政己未(11年)之秋/北崦樵客武元恒撰/登々庵武源質書」。凡例4条あり。第3冊巻1本文の前にも「池田家履歴序」あり、末に「武元恒撰」(首巻の序文と異同あり)。巻首「臣斎藤一興輯録」。巻末に書写識語「この書老かつたなき筆を染るも恥しけれとまたくよそ人にみする文にもあらすたゝ子孫のかたみにとて天保七のとしさ月の末つかたより筆とり初て明くるとし卯月はかりに書終りけるかまたやことなき御かたより異本乞来り校合してまたく文月の末つかた業を卒りぬかし/かしこくも御国のふかきひめことそゆめにも人にみすなもらすな/よきにすゝめあしきをこらすかゝみにとうつしてそおく水茎のあと/天保八のとし文月 〈七十一翁〉若林正旭(朱印「本姓□□」)」。
成立西暦 1837
成立推定
刷り書写の態様
内容 備前岡山藩池田家の藩史。天文5年の「護国公誕生養徳院殿為織田家乳母」より寛政6年の「鈴木五太夫妻姦淫」まで、重要事項を編年体で記述する。漢字かな交じり。各条には漢文体の表題を付す。藩主の参府・帰国・婚姻・葬礼の詳細、藩士の喧嘩・自殺・狂気・出奔・処罰、領民の賞罰、その他種々の事件譚等、藩内に残された記録に基づくと思われる詳細な記述。巻1:天文5年~天正8年、巻2:天正9年~慶長4年、巻3:慶長5年~16年、巻4:慶長17年~元和2年、巻5:元和3年~寛永11年、巻6:寛永12年~正保2年、巻7:正保3年~明暦元年、巻8:明暦2年~万治3年、巻9:寛文元年~4年、巻10:寛文5年~6年、巻11:寛文7年~9年、巻12:寛文10年~延宝2年、巻13:延宝3年~5年、巻14:延宝6年~8年、巻15:天和元年~2年、巻16:天和3年~貞享4年、巻17:元禄元年~10年、巻18:元禄11年~宝永2年、巻19:宝永3年~正徳3年、巻20:正徳4年~享保12年、巻21:享保13年~寛保2年、巻22:寛保3年~宝暦13年、巻23:明和元年~6年、巻24:明和7年~天明4年、巻25:天明5年~寛政元年、巻26:寛政2年~6年。首巻には序・凡例及び「池田家履歴年表」(天文5年より寛政5年まで、世上の重要事件・君公/夫人/諸子・公事・国事・雑事の5段で示した関係年表)と「〈華族秘譜〉池田家系」(分家を含む詳細な関係系図)を収める。総目録1冊あり。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語
備考 濃縹色表紙。半丁10行。○首巻の序文と第3冊の序文とは異同あり、後者がより早い段階の稿か。たとえば本書の収録範囲について、前者では「其所記凡十世二百四十余年」とあるが、後者では「其記事起勝入公初生天文五年至(4字分空白)以終(4字分空白)之世凡(4字分空白)」とあり。○「正直按」とある補注書入多数あり(本文と同筆)。○巻10に書写者若林正旭の略伝を記した墨書紙片を添付、全文「正旭若林翁伝/岡山石関ノ人其家今赤穂屋ト号ス字ヲ子明通称ヲ直助後ニ徳左衛門ト曰ヒ隠居シテ素一ト曰フ父名ヲ正武兄正晁ノ後ヲ受ケテ家ヲ継ギ後又家ヲ正晁ノ子恒太郎正統ニ譲ル幼ヨリ和歌ヲ好ミ始メ木下幸文ニ学ビ幸文ノ大阪ニ移ルニ及ヒ尚書ヲ通シテ其教ヲ受ケシト云フ幸文ノ没後香川景樹ニ師事ス又蹴鞠ヲ飛鳥井難波二氏ニ就テ学ビ其旨ヲ伝フ弘化二年六月十七日?殁ス年七十九其墓半田山ニアリ/右岡山県人名辞書ニヨル 逍遙軒主誌」。○巻8明暦3年条に曹源公(四代綱政)が初めて帰国の際の道の記(和歌入り)あり。巻10寛文5年条・巻11寛文7年条にもあり。巻20正徳4年条に歌集あり。○巻9寛文2年条「放坂内久右衛門/中小性坂内久右衛門か親善兵衛といふ者出奔しけれとも此旨早々家老にも申さす遅滞しけれは八月十四日久右衛門を改易し給ふ是一家に養育しなから立退をも知らす疎略の至りそのうへ其旨を家老にも申さす所在をも尋ねす打捨置けるゆへ御とかめありしなり〈按るに今の善兵衛父なから故ありて久右衛門に養はれ居りしにや但し詳ならねとも今の世を以ておしはかるにあるましきことなり〉」(坂内久右衛門は若き日の山雲子)。○巻14延宝8年条「都志半太夫出奔」は同年正月24日に出奔した藩士都志半太夫常昭の件、京で姓名を菅真静と改め歌道を中院通茂に学び加賀金沢藩に召出される。『自叙録』(写:三手)なる自叙伝より備前時代の記事の引用あり。○巻21享保16年条に「竹田機関来于備前」の記事、「此時毎夜岡山町中を太鼓をうちあすはとふから++と云て廻りけれは町在の諸人群集して見物せしと古老の物語なり」。
保存状況種別 虫損
保存状況程度 あり。
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 歴史 日本史
大分類 和書
和分類 歴史 日本史 雑史 地方 山陽道
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
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製作者等読み
製作者等(ローマ字)
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言語 日本語
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主題
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主題(ローマ字)
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関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
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自治体史掲載
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翻訳元の言語
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