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函番号(資料番号) 145-3
旧書名 空物語玉琴
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 3
単位
書名 空物語玉琴
書名ヨミ ウツホモノガタリタマゴト
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 書名は内題による。巻1~2:原題簽欠、後補書題簽左肩無辺「多満古登 上」「堂満許登 下」(玉子色料紙)。柱題「玉琴」。巻3~5(合本):書題簽左肩無辺「空物語玉琴〈異本考正条〉三四五」。内題「空物語玉琴」。
版写 版・写
特殊装丁
書型
存欠 全5巻(巻1~2は版本、巻3~5は写本)
原装・改装 原装
合冊 合(巻3~5)
丁数 223
寸法 24.9/17.7
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 細井貞雄
編著者ヨミ ホソイサダオ
編著者(ローマ字)
成立 無記名の自序あり。巻1巻首「よきひとの手をだにふれよ玉琴の/こととゝのはぬしらべながらも/細井貞雄」(自序の末尾という趣向)。巻2本文最終丁裏、単辺枠内に「詞花堂蔵板」。同後表紙見返に目録・刊記「姓序考〈細井貞雄大人著〉一冊〈既刻〉/三代実録補遺〈右同〉二冊〈附刻〉/空物語玉琴〈右同/異邦考正条〉三巻四巻五巻〈未刻〉/五十音考〈右同〉一冊〈未刻〉/地名類聚〈右同〉二十冊〈未刻〉/文化十二年乙亥七月/製本所 〈江戸中橋広小路〉西宮弥兵衛」。巻5末に巻3~5の書写識語「右空物語玉琴三四五之巻〈細井貞雄著〉以黒川春村所蔵本書写卒業〈今合為一冊〉/万延紀元庚申秋望後一日 横山由清」。
成立西暦 1860
成立推定
刷り書写の態様 巻1~2は早印。巻3~5は上写本。
内容 『宇津保物語』の注釈書。巻1~2は版本、巻3~5は写本(未刊)。同著者による『宇津保物語玉松』(文化6年序成、写本5巻)を増補改訂したもの。巻1は物語論、各巻解説、『源氏物語』への影響、巻2は年立、系図、「巻々の大旨」(各巻要旨)を記す。巻3~5は本文の校異一覧。版本を、契沖校本、山岡明阿校本、田中道麻呂校本、菅原久樹校本、苅谷望之(狩谷棭斎)の古写本、外に古写本2種、全て7種類の写本により対校した旨を記すが、何れの本にある異文であるかは示されない。巻3冒頭に一般論として刊本と写本の一長一短を論ず。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「月の屋」(横山由清)。
備考 巻1~2:浅葱色表紙、布目(型押)。四周単辺10行。巻3~5:水色表紙。寸法25.1/17.9。合1冊。料紙斐楮交漉。半丁10行。巻1~2には横山由清による補注書入あり。○未刊の巻3~5の写本は伝本稀、外に静嘉堂、東大、刈谷等。○自序は物語の一場面風の描写。徒然と虫の音を聞く貴人に対し、「みあたりはなれぬ良清の朝臣」がかかる折には物語を読むよう御厨子の書物を勧める。貴人の語る物語論あり、「物がたりのおやなる竹取翁はかみさびておかしきふしなし世継翁はまことかたへそらことかたへなればなぐさむべきことすくなしみつの鏡もまた同じかげろふはほのかなることをももらさじとせるからいとうるさしおちくぼの姫君のおもひくし給へるさまは哀なれどことくさたらはで心づきなし狭衣の大将はめづらしからんことをと思へればまさしきことすくなげ也浜松の中納言とりかへばやの大将堤の中納言などはかぞへいふべきふしさへすくなし思ひ深くいたらぬくまなき心ばへは源氏の君の物語なめれどこちたきまでひと++の注釈ふみどもあなれば今また何をしも言出つべき俊蔭の中納言の物語こそ跡なしことをうへ++しうかたりつゞくればこれはしも彼君の物語とたちならびて世にもてはやさるべきものゝかうすさめられしは彼中納言の心ばへあまりにうもれたるけにやあらめいざやこの山口分いるべき枝折せよかし」と命ぜられて編んだのが本書という趣向。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 文学 国文
大分類 和書
和分類 文学 国文 小説 古物語附擬古物語
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
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関連する地域・場所(カナ)
関連する地域・場所(ローマ字)
関連する人物・団体
関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
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