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函番号(資料番号) 145-91
旧書名 もものたね
旧書名ヨミ
旧書名(ローマ字)
数量 1
単位
書名 もゝのたね
書名ヨミ モモノタネ
書名(ローマ字)
書名(欧文)
書名の備考 書名は原表紙中央刷外題による(桃の種を描いた枠内)。
版写
特殊装丁
書型
存欠
原装・改装 原装
合冊
丁数 5
寸法 26.0/17.8
寸法(縦)
寸法(横)
材質
形態に関する注記
編著者 鈴木鵞湖(木雄)
編著者ヨミ スズキガコ
編著者(ローマ字)
成立 刷外題左に朱印2顆(印文不明)、同下部に朱方印「鈴木氏印」。鵞湖山人木雄(朱印「木雄私印」)自序(漢字かな交じり)。口絵仙女図中に漢文体の自序あり、末に「万延辛酉(2年)元旦画載笠女併題於水雲山房 鵞湖山人木雄(朱印「木」「雄」)」。無刊記。
成立西暦 1861
成立推定
刷り書写の態様 早印。
内容 霧島山中に住む仙女の奇譚を記した実録。漢字かな交じり。友人松浦多気志楼の『西海雑誌』より抄出したもの。天保7年、霧島登山の帰途、華林寺聞錫杖声院に宿った際に、方丈五峯和尚と談話、同寺に年久しく仕える下僕五助より聞いた体験談。樵のため山中に入り、桃林に至ることあり、二八ばかりより三十前の美女たちが現れ、桃を貰い、「此桃を食する時は不老長生にして我等が如く何時までも歓楽に月日を送る身となるべし然しかならず此林より外へ持出ることなかれ」と言われる。後にこのことを人に語ると狐狸に馬糞などを与えられたなどと嘲られ、口惜しさに桃を持帰り人々に与える。その後、再び桃林を訪ねるが終に至ることを得なかった。この件は薩摩藩士関祐助(名広国)も書留め、一巻の書としたという。自序によれば、「仙を慕ふ癖」ある著者が日本の仙人の図伝を著そうと刊行した書。口絵見開2図あり、一は「霧島山真景」、柯堂歌讃あり、落款「写山楼名山図会所載柳塢松黄縮模(朱印「黄」「柳塢」)」。一は4人の仙女と樵父五助の図、枕山僊史(朱印「枕山」「厚」)詩讃あり、落款「絵樵父五助者鼎湖三浦矜(朱印「千古不朽」)」「絵持桃者/湖城沢喜一(朱印「喜一」)」「抱琴者 徳堂関思明(朱印「皚々」)」「執瓢者/曲川玉清画(朱印「玉」「清」)」。
内容(カナ)
内容(ローマ字)
旧蔵印識語 印記「栢木之印」(朱方印)。
備考 原装共紙表紙に覆表紙を付す。四周単辺12行。○鈴木鵞湖は画家。名雄。幼名筆三。字雄飛。通称漸造。号鵞湖・一鵞。下総金堀村の人。天保8年江戸に出て松月の門に学び、のち谷文晁の門に入る。山水・人物・花鳥画を能くしたが、のち画風一変、一家を成した。門下に中島杉隠ら。長男菊潭、次男石井鼎湖も画家。明治3年没55歳。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関 西尾市岩瀬文庫
資料種別 文学 国文
大分類 和書
和分類 文学 国文 小説 近世小説 読本(含実録)
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等(ローマ字)
縮尺
言語 日本語
ISBN
ISSN
主題
主題(カナ)
主題(ローマ字)
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関連する人物・団体(カナ)
関連する人物・団体(ローマ字)
内容年
内容年終
原本の所在・史料群 西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
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翻訳元の言語
権利関係・利用条件
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