函番号（資料番号）	148-52
旧書名	以呂波字考録
旧書名ヨミ
旧書名（ローマ字）
数量	2
単位	冊
書名	以呂波字考録
書名ヨミ	イロハジコウロク
書名（ローマ字）
書名（欧文）
書名の備考	書名は原表紙左肩書外題による。序題・内題同。覆表紙書題簽同（左肩無辺、彩色刷菊花下絵入り）、外題下部に「南紀僧全長編輯／禅岩翁書」（上冊は摩滅あり）。
版写	写
特殊装丁
書型	大
存欠	全２巻
原装・改装	原装
合冊
丁数	112
寸法	25.7/19.2
寸法（縦）
寸法（横）
材質
形態に関する注記
編著者	全長
編著者ヨミ	ゼンチョウ
編著者（ローマ字）
成立	元文元年初秋之日、紀南後学坂井橘周道序（漢文体）。元文元年初秋日、「日南紀名高浦の草廬にみつから序ス」自序。巻首「寓南紀名高浦僧全長編輯」。本文末に刊記の写し「元文丙辰（元年）発行丁巳（２年）春本出／浪花書林　〈心斎橋筋順慶町〉渋川清右衛門版」。元文改元秋、全長自跋（漢文体）。上巻末に後筆の識語「以呂波字考録上下二巻禅岩翁少壮之日所手写雖無款識無疑翁至老境愈善和様為一家風有能書之称／文久二稔壬戌冬／竫軒居士識」、下巻末に識語「以呂波字考録上下二巻僧全長所輯禅岩翁少壮之時写之翁通称谷崎吉平政府右筆役也老辞職為緇徒改曰禅岩居于菊池岡田村小庵益学書善和様雖無落款実岩翁手書無疑先年得于骨董肆脩補遂成／文久二年壬戌十月／静軒居士識」。版本の転写本。
成立西暦
成立推定	近世後期写
刷り書写の態様
内容	いろは四十七字及び各カタカナの本字（字母・字源）についての考証書。漢字かな交じり。冒頭にいろはの作者や起原沿革について概説した総説あり、以下いろは各字毎に本字、本字漢字の正俗偽字の字体と古い草書の字形、仮名遣い、万葉仮名の字母等について諸書を博捜して考証する。特に『草露貫珠』及び「唐土の名筆の法帖」を駆使して草書の字形に意を用いる。いろは末尾に「京」字及び「一～十百千万億」の数字あり。巻末に「空海真筆以呂波之写」「書史会要載以呂波」「海篇正宗〈第一巻〉所出以呂波」「日本風土記〈第三巻〉載以呂波」「梵字以呂波」「倭音五十字」及び「字考録追加／以呂波四声」の記事あり。巻頭に「所引書目」（引用書一覧）あり。
内容（カナ）
内容（ローマ字）
旧蔵印識語	印記「不知火海客／村山自彊」（朱円印）「村山自彊」（朱小方印）。
備考	原装共紙表紙に薄渋色覆表紙を付す。半丁１０行。上巻末に破損あり、静軒居士による補写あり。○「へ」の本字は「皿」、「つ」は「鬥」の俗字「門」、「ツ」は「圖」の古字「〓｛国構・ツの下に又｝」とする。○著者全長は紀伊名草郡名高浦（現・海南市名高）浄土宗一心山専念寺十四世。延享４年没６９歳。○識語によれば、和様の能書家禅岩による書写。禅岩は俗称谷崎吉平、「政府」（肥後熊本藩か）右筆役、老いて辞職後出家、禅岩と改め「菊池岡田村」（現・熊本県菊池郡七城町岡田）の小庵に隠棲したという。識語の静軒居士は伝不詳。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関	西尾市岩瀬文庫
資料種別	言語　文字
大分類	和書
和分類	言語　文字　仮字
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等（ローマ字）
縮尺
言語	日本語
ISBN
ISSN
主題
主題（カナ）
主題（ローマ字）
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関連する地域・場所（カナ）
関連する地域・場所（ローマ字）
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関連する人物・団体（カナ）
関連する人物・団体（ローマ字）
内容年
内容年終
原本の所在・史料群	西尾市岩瀬文庫
資料番号
文化財情報
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自治体史掲載
出版物・関連資料
翻訳元の言語
権利関係・利用条件
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