函番号（資料番号）	162-220
旧書名	明治奇聞
旧書名ヨミ
旧書名（ローマ字）
数量	6
単位	冊
書名	明治奇聞
書名ヨミ	メイジキブン
書名（ローマ字）
書名（欧文）
書名の備考	原題簽存（左肩無辺、赤色料紙）。内題同。
版写	版
特殊装丁
書型	半
存欠	全６篇
原装・改装	原装
合冊
丁数	150
寸法	24.0/16.0
寸法（縦）
寸法（横）
材質
形態に関する注記
編著者	（宮武）外骨
編著者ヨミ	ミヤタケガイコツ
編著者（ローマ字）
成立	各篇に例言あり（第一篇は「序文と例言」）。①：巻首「廃姓外骨」。大正１３年１２月印刷・大正１４年１月発行、編纂兼発行者　（宮武）外骨（東京市下谷区上野桜木町二十二番地）、印刷者　明正舎　小国直太郎（東京市本郷区動坂町三一七）、発行所　半狂堂（東京市下谷区上野桜木町二十二番地）刊。定価金壹円。②：大正１４年２月印刷・３月発行、以下同前。３：大正１４年６月印刷・７月発行、以下同前。④：大正１４年１０月印刷・発行、以下同前。⑤：大正１４年１２月印刷・発行、以下同前。⑥：大正１５年５月印刷・６月発行、以下同前。
成立西暦	1926
成立推定
刷り書写の態様
内容	著者が明治期の新聞雑誌類より年来収集した「珍材料」を基にして、珍談奇聞を紹介した書。漢字かな交じり。挿画多数。記事見出しの一部、①：京浜間通航の娼妓丸、過渡期の奇裁判（連載、中田薫による法文註解）、慶応義塾創立の檄文〈半年後なれば明治義塾〉、東京大学生徒暴行退学一件〈後に名士となった学生が多い〉（明治１６年１１月、池辺義象あり）、途上にて放屁の罰金七銭、戯作者万亭応賀、人造富士山と岩谷商店（写真あり）、東京の新島原遊廓（錦絵の写真あり）、②：維新中の維新（廃藩置県）、大槻如電翁と今泉雄作先生、八幡不知の大流行（迷路のこと）、最初に公刊された舶来の裸体画、堕落美人の千阪光子（外骨が光子父の千阪高雅と面談した記事あり）、明治小説家総めくり、釈迦荷ひ〈屍体運搬法〉、獄中教師の佐竹慧昭、③：玉乃世履の手紙、成島柳北論、初期の自転車、復讐のあつた邸宅、新聞小説の挿絵（ハギ板のこと）、猥褻行為の観せ物（愛知県丹羽郡飛保村曼陀羅寺）、変節漢福地源一郎（連載）、岡山紀聞筆の命毛、酔月楼の花井お梅（錦絵の写真あり）、泥坊が編纂した法制書（藤井惟勉編「日本刑法類纂並明治職原抄大全」、⑥に関連記事）、舶来事物賛否（美）者の矛盾（佐田介石）、反時勢の戯作物攻撃（万亭応賀批判）、服部応賀の不孝息子、④：朝日新聞社長の娘〈堺龍神遊廓の娼妓に成る〉、饗庭篁村の投書、標題の拡大と縮小、東京ミヤゲとしての新聞紙、佐渡人と新聞紙、⑤：山形県新庄の士族（士族が市中通行の際に被る「逆帽子」）、野崎左文子の初投書？、目安箱（中田薫所蔵の写本『評定所関係材料』所載『老友会雑誌』４号よりの抜抄）、紅顔の美少年たりし高田早苗先生、的（てき）の字の流行、岸田吟香の売薬広告、珍書の賠償金（『新聞雑誌（固有名詞）』明治６年１１月、参河国幡豆郡寺沢村（ママ）農渡辺房吉が『参河志』４０冊を地誌編輯御用のため史官に貸出し中に皇城炎上で焼失、手当金３０円が支給された件）、⑥：明治初期帯刀時代の珍服装、西郷星、無人島漂流奇談（明治１８年）、軍国主義は大泥棒、江木高遠の伝記、坪内雄蔵先生の艶聞、布袋腹の岸田吟香。
内容（カナ）
内容（ローマ字）
旧蔵印識語
備考	鈍色表紙。四周双辺２０行２６字、２段組。○②「釈迦荷ひ」に「中田薫先生の談に拠れば、「釈迦荷ひ」とは、屍体を背に負ふ時、普通の活きた人を負ふ様にせず、背と背を合せて逆に負ふ事を云ふのである、其慣例は屍体の口から汚血などを吐き出しても、負ふた者の肩などへかゝらぬ用心から出た事であらう、そして其逆に負ふ事を「釈迦荷ひ」と称するのは、恰も順礼者が仏体を逆に負ふ如く、逆に負ふからであると云ふ」。
保存状況種別
保存状況程度
所蔵機関	西尾市岩瀬文庫
資料種別	歴史　日本史
大分類	和装活版書
和分類	歴史　日本史　雑史　一般　明治以降
漢分類
筆跡サンプル画像・全文テキスト
製作者等
製作者等読み
製作者等（ローマ字）
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言語	日本語
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主題
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主題（ローマ字）
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内容年
内容年終
原本の所在・史料群	西尾市岩瀬文庫
資料番号
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自治体史掲載
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