函番号（資料番号）	166-63
旧書名	刀劔類聚考
旧書名ヨミ
旧書名（ローマ字）
数量	15
単位	冊
書名	刀劔類聚考
書名ヨミ	トウケンルイジュコウ
書名（ローマ字）
書名（欧文）
書名の備考	第１冊以外原題簽存（左肩無辺）。内題同。
版写	写
特殊装丁
書型	大
存欠	２０巻目録１巻
原装・改装	原装
合冊
丁数	338
寸法	26.6/18.4
寸法（縦）
寸法（横）
材質
形態に関する注記
編著者	河合顕良
編著者ヨミ	カワイアキヨシ
編著者（ローマ字）
成立	巻首「因幡　河合顕良著」。天保３年正月、門人　沖長亮跋（漢文体）。
成立西暦	1832
成立推定
刷り書写の態様	原写本か。
内容	諸書に見える刀剣とその付属品の故実に関する記述を百科全書的に類聚した書。漢字かな交じり。図入り（一部は彩色入り）。たとえば「かゝること（腰刀の指様など）に秘伝なといふことはさらにあるまじきことなり是のみにしもあらす兵家者流とも伝授秘事なといひて人を欺くは悪むへきものなり」（巻１２「馬手差」条）などとあり、兵学者流の伝授に批判的な立場で、文学をはじめとする古書を博捜し、よく用例を採集集成する。所々に増補書入あり。第１冊には総目録、引用書目（２７６点）を収める。各巻の内容見出し（以下劔字は剣に統一する）、巻１：剣字、剣訓、十拳剣、御刀｛ミハカシ｝、前｛サキ｝、草薙剣、十拳剣、蛇之麁正、蛇韓鋤之剣、天蝿斫之剣、刃、都牟刈之大刀、大刀、天叢雲剣、草薙剣、造剣、神代三剣、清涼殿剣、准宝剣、巻２：天之尾羽張、伊都之尾羽張、十握剣、生大刀、大葉刈、神度剣、頭推剣、古刀之図（蝦夷古墳）、筑紫彦山ヨリ掘出シタル古刀之図、丹波国土民大江ヨリ掘出古刀之図、江州竹生嶋之什物古刀之図、韴霊、佐士布都神、甕布都神、川上部剣、七枚刀、玉纏横刀、韴霊図、須我流横刀、新作横刀、玉纏横刀之図、新作横刀之図、岸田臣麿か献し宝剣、日月護身剣、壺切、坂上宝剣、河霧御剣、昼御座御剣、吠丸、鵜丸、両毛槐林剣、両毛槐林剣之図、七星剣之図、聖徳太子像太刀之図、安徳天皇御剣之図、巻３：飾剣、飾剣之図２図、飾剣代、飾剣代之図、螺鈿剣、螺鈿剣之図、如法飾剣、蒔絵剣、平塵剣、蒔絵剣之図２図、蒔絵太刀之図、薄塵地剣、薄塵地剣之図、沃懸地大刀、葦手絵之剣、葦手絵之剣之図、海浦剣、鸚鵡剣、瑠璃柄剣、水晶柄剣、木地螺鈿剣、鸚鵡螺鈿剣之図、樋螺鈿剣、樋螺鈿剣之図２図、蒔絵螺鈿剣、黒漆剣、黒漆剣之図、縁螺鈿剣、川樋剣、水晶柄沈紫檀地孔雀螺鈿金銀樋剣、沈地銀樋螺鈿剣、沈地金作樋螺鈿剣、近樋蒔絵螺鈿剣、紫檀地水晶樋金作剣、沈地金作金樋螺鈿剣、黒装金樋剣、巻４：野剣、平鞘太刀、毛抜形太刀、草緒剣、衛府太刀、持太刀、蒔絵野剣之図、螺鈿野剣之図、平鞘剣之図、蒔絵野剣、蒔絵平鞘太刀、螺鈿野剣、蒔絵螺鈿野剣、海浦野剣、巻５：髯切、膝丸、小烏、鳩作、小烏、抜丸〈木枯〉、石切、竹現、小狐、泉水、高衡、薄縁、葛井、鬼丸、鬼丸太刀之図、面影、八々王、骨喰、篠作、二ツ銘、泥丸、骨食、母子丸、水破兵破太刀、薄縁太刀、蛛威、綱切、朝日丸太刀、鳳凰丸太刀、虫尽太刀、鐺通、血吸太刀、巻６：武太刀、糸巻大刀、左右巻大刀、巻大刀、源義家朝臣大刀之図、白大刀、黒大刀、持大刀、練鍔大刀、黒漆大刀、無垢鞘大刀、丸鞘大刀、足白太刀、金覆輪太刀、長覆輪大刀、兵庫鎖大刀、兵庫鎖長伏輪大刀〔之図〕、〔熱田神宝大刀之図〕、鳥頸大刀、嗅物作大刀、怒物作大刀之図、鷲作大刀、巻７：金作大刀、銀作大刀、銀剣、金銀装横刀、金大刀、銀大刀、長伏輪銀剣、白伏輪大刀、赤銅作大刀、烏装横刀、割鞘太刀、鉄室大刀、黒鞘大刀、打出大刀、梅花皮作大刀、打鰄大刀、白鰄大刀、粢鍔大刀、葵鍔大刀、葵作大刀、角鐔大刀、金鐔大刀、細刃作大刀、御物作大刀、車刀、佩漆大刀、御所焼大刀、御所作大刀、シンセイ作大刀、ヨツ作大刀、広股寄大刀、白打鮫大刀、打海大刀〈打梅花大刀〉、小伏輪大刀、柄装束大刀、木大刀２図、木刀、使大刀、上り大刀、佩大刀、提大刀、野大刀、大々刀、小太刀、大大刀之図、中半大刀、大刀寸尺、巻８：腰刀、小刀、刀子、小刀、腰物、刀、刺刀、鞘巻、鎧徹、首掻刀、大刀、大腰刀、大鞘巻、小鞘巻、金銀梅花皮腰刀、梅花皮刀、金刀、金造腰刀、金作刀、金銀左右巻、白鞘巻、飾刀、梅花皮金具足刀、金打鮫刀、鮫鞘腰物、押鮫刀、藍鮫刀、桑竹合柄刀、馬尾巻柄刀、蒔絵鞘沈地柄刀、聖柄刀、赤木柄刀、曽我五郎時宗刀之図、赤柄刀、赤木柄銀筒金巻刀、花櫚木銀筒金入刀、御物作刀、千葉介常胤腰刀之図、飯塚正宗腰刀図、烏帽子形鞘巻、木鞘巻、笛鞘巻、糸巻腰刀、梨子地刀、沃掛地刀、熨斗付刀、裏熨斗付刀、鯰尾刀、岩通刀、菊作刀、菊水刀、腰刀丈、巻９：海老鞘巻、曳目下緒、海老鞘巻図４図、古画義家朝臣像、上野国舘林茂林寺古絵馬義家朝臣出陣之像、犬まねき、十界之画、建保東北門院歌合之画、職人尽歌合之画、海老作、巻１０：打刀、打刀名義、鐔刀、鐔刀名義、打刀原始、伴大納言流罪之画打刀之図、打刀常差、打刀寸尺、今ノ刀、〔大打刀之図〕、打刀懐ニ差、御物作打刀、笄差、巻１１：紐小刀、八塩折之紐小刀、匕首、小剣〈納懐〉、短兵挿懐、守刀、大刀ヲ守刀と云、牛若丸守刀之図、隠剣、脇差、大小〈之刀〉、古ノ脇指、新田義貞朝臣懐剣図、巻１２：馬手差、馬手差名義、鎧徹名義、鎧徹原始、馬手差原始、馬手差製作、山本流馬手刺之図、蘭海随筆馬手指之図、武器普録馬手差之図、椿井流馬手指之図（以上３条は図空白）、緒留、馬手指差様、巻１３：提鞘原始、提鞘持用、職人尽の画に提鞘下たる図、提鞘製作、提鞘名義、京都町人所持下鞘之図、蝦夷未幾理之図（図空白）、〔異製提鞘之図〕、降遰幐寸法、降遰幐之図、指柯燧袂之寸法、巻１４：火打袋原始、酒折宮燧袋之図、燧袋大刀に付る、軍用記燧袋之図、刀に燧袋付る、福嶋家蔵刀燧袋之図、後三年合戦之画燧袋之図、〔伊勢家燧袋之図〕、好古小録燧嚢之図、火打袋考燧袋之図、勧修寺家火打袋之図、燧嚢高貴の人も用らる、燧袋若人不可下、燧袋晴に不着、燧嚢人に不遣、燧嚢人に遣、燧嚢製作、燧袋に入る品、巻１５：小刀原始、小刀便雑用、小刀柄、小柄名義、添小、小刀柄之鐶、人之刀を見る、刀を人に見する、巻１６：勁㕞（カウガイ）原始、守刀に勁㕞を挿入、腰刀に髪掻を挿、打刀に勁㕞を挿、勁㕞名義、勁㕞之用、勁㕞名所之図、笄八徳、觽、牛若丸髪掻之図、※以下、次カードへ。
内容（カナ）
内容（ローマ字）
旧蔵印識語	印記「豊田政義」（朱白文長方印）「豊田蔵書」（朱長方印）・「彔堂文庫章」（朱方印）・「兵」（朱小円印）。
備考	墨流し表紙（紙背に反古あり）。半丁９行注双行。○各冊の所収巻、①：総目録、②：巻１、③：巻２、④：巻３～４、⑤：巻５、⑥：巻６、⑦：巻７、⑧：巻８、⑨：巻９～１０、⑩：巻１１～１２、⑪：巻１３～１４、⑫：巻１５～１６、⑬：巻１７～１８、⑭：巻１９、⑮：巻２０。○河合顕良は伝未詳。因幡の人。その外の著述は、『曽我物語武器談稿本』（文化１２年自序、写：栗田）、『止毛考』（文政５年自跋、写：栗田、竹柏）、『斎瓮考稿本』（文政７年、写：栗田）、『冠考稿本』（文政７年、写：栗田）、『古髪考稿本』（文政７年、写：栗田）、『散米考稿本』（文政７年、写：栗田）、『上古衣服考稿本』（文政７年、写：栗田）、『頭巾考稿本』（文政７年、写：栗田）、『二食考稿本』（文政７年、写：栗田）、『厠考稿本』（写：栗田）、『琴私考』（写：九大、竹柏）、『佐加弥幾考稿本』（写：栗田）、『鞆考再答稿本』（写：栗田）、『止毛考問答』（写：栗田）。なお、『刀剣類聚考抄』大１冊あり、写：鳥取県図。○巻８書入に「城戸正貫説」を引く。巻１４「燧袋に入る品」条に「戯草」（たわれ草）を引く。
保存状況種別	汚損
保存状況程度	あり。
所蔵機関	西尾市岩瀬文庫
資料種別	武学武術　武具
大分類	和書
和分類	武学武術　武具刀剣
漢分類
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内容年
内容年終
原本の所在・史料群	西尾市岩瀬文庫
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