函番号(資料番号)
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辰-15
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旧書名
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疾草紙
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旧書名ヨミ
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旧書名(ローマ字)
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数量
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1
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単位
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軸
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書名
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異本病草紙
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書名ヨミ
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イホンヤマイノソウシ
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書名(ローマ字)
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書名(欧文)
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書名の備考
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旧書名・書外題「疾草紙」。書名は仮題。
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版写
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写
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特殊装丁
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巻子本
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書型
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存欠
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原装・改装
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原装
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合冊
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丁数
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寸法
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27.5/1009.1
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寸法(縦)
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寸法(横)
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材質
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形態に関する注記
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編著者
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編著者ヨミ
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編著者(ローマ字)
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成立
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巻末に元書写識語「〈山城守〉土佐光長筆写〈寛文九年己酉十月十六日〉」。
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成立西暦
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成立推定
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近世後期写
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刷り書写の態様
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転写本。
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内容
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異本病草紙の模本。種々の奇病を描いた風俗絵巻。図は白描。薄墨入り。一部の図に朱の彩色入り。極く一部に彩色注記あり。詞書はなし。一見、病とは無関係の絵図や趣意不明の絵図を含む。所収の絵図は全36図、主な登場人物は、①路傍に横たわる男の死体に齧り付く女、②普請場で暴れる僧体の男、③三輪の車に乗せられる肥えた男、④庭先に横たわる黒く膨脹した死体とその傍らで踊る男、⑤食事中に吐逆する男、⑥痩せ衰えて衾に臥す男、⑦腹が膨満して腹水を耳盥に出す女、⑧陰部より液体を垂流す女、⑨行水を使う女達、⑩臥して女に腹部を抓ませる男、⑪目の中の異物を老女に毛抜のようなもので取らせる男、⑫左の頬の腫れあがった女、⑬手に足駄をはめて這い歩く男、⑭路上で下痢を垂れる女、⑮僧侶に文字を胸に書いてもらう痩せた女、⑯男根に紐を付けて人中で踊る僧、⑰炊飯中の囲炉裏の中へ転げ込む僧、⑱(⑱~⑳は中国風の風俗)病臥する男の腹部を別の男が垂幕の付いた天蓋で覆う、⑲衾で苦悶する男、⑳雲に乗り卵形の大石を運ぶ二人の男、[21]全身に発疹の出た男、[22]上半身裸で眠る女とその家族、[23]全身に発疹の出た女、[24]熱病で臥す女、[25]背中に瘤の生じた女、[26]全身に発疹の出た小児、[27]腹の膨満した小児、[28]背中に腫物の出来た女と炭火で錐を熱する男、[29]横腹から便を出す男、[30]口がなく胸に開いた口から食事をする男、[31]両足の腫上がった女、[32]鼻の腫上がった女、[33]陰部を動物の骨で突く老女、[34]陰嚢の腫上がった男、[35]陰茎を小刀で截断しようとする僧、[36]陰嚢の腫上がった老僧。
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内容(カナ)
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内容(ローマ字)
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旧蔵印識語
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備考
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素紙表紙。料紙薄様(裏打なし)。○[30]に「十六」、[34]に「二」と記した墨書附箋あり(別本の配列を示したものか)。○服部瑛氏「異本病草紙考」(ウェブサイト)を参照するに、①群馬県立歴史博物館所蔵の模本は、天保6年写、「豊栄日軒蔵記」の蔵書印あり(大坂の国学者、長田鶴夫旧蔵)。②群馬本には模写印記「錦小路蔵書」(公家で官医の錦小路家)・「柳原庫」(公家の柳原家)あり。また書外題「病草紙〈極秘〉」と元書写識語「借土佐守光貞家巻命宗三令写 安永四正下旬 権中納言(柳原紀光の花押)」あり、何れも柳原紀光の筆蹟を模写したもの。即ち底本とした錦小路家蔵本は、柳原家の旧蔵で、土佐家の蔵本を安永4年に柳原紀光が模写させた本。③諸本により所収図や図の配列に異同あり。岩瀬本は群馬本と同内容・同配列で同系統(小異あり)。
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保存状況種別
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破損
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保存状況程度
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あり。
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所蔵機関
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西尾市岩瀬文庫
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資料種別
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芸術 書画
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大分類
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和書
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和分類
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芸術 書画 絵画
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漢分類
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筆跡サンプル画像・全文テキスト
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製作者等
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製作者等読み
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製作者等(ローマ字)
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縮尺
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言語
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日本語
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ISBN
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ISSN
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主題
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主題(カナ)
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主題(ローマ字)
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関連する地域・場所
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関連する地域・場所(カナ)
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関連する地域・場所(ローマ字)
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関連する人物・団体
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関連する人物・団体(カナ)
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関連する人物・団体(ローマ字)
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内容年
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内容年終
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原本の所在・史料群
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西尾市岩瀬文庫
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資料番号
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文化財情報
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manifest.jsonへのURL
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関連画像URL
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自治体史掲載
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出版物・関連資料
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翻訳元の言語
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権利関係・利用条件
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原資料の利用条件
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権利関係・利用条件に関する注記
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緯度・経度・高度に関する注記
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収載箇所
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DOI
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既刊目録名
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デジタル化の経緯に関する注記
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