プールBを1位通過し、決勝戦でプールA1位のトンガに35-10で勝ち、日本は優勝した。昨年度からコーチおよびスタッフ陣が持ち上がり、2年がかりでチームづくりを行うこととなった。経験値のある選手が数名いたため、戦略の浸透、チームビルディングは比較的、スムーズに進んだ。香港開催であったため、日本にとっても有利な共感で試合をすることができた。
初戦のウルグアイ戦で敗戦を味わり、チームのムードはどん底まで落ちたが、そこからの反省と復活は見事だった。リーダー役の選手らとコーチ陣の信頼関係も高かった。戦略としては、特に、FWのセットプレーの安定感やモールからトライ(スコア)は強力な武器となり、他国からも警戒された。また、バックス陣は、U18からの繰り上げの若い選手が多く、自由にプレーさせつつもうまくポテンシャルを引き出すことができた。香港特有の高温で高湿度の環境下でも、キックをうまく活用しながら、決勝戦では、安定的な試合運びで勝利することができた。翌年度のJWC(ジュニアワールドチャンピョンシップにつながる重要な勝利となった。
2014年 | プール戦 | 決勝戦 | ||
U20代表 | ウルグアイ | ナミビア | カナダ | トンガ |
試合日 | 4月7日 | 4月7日 | 4月15日 | 4月19日 |
試合会場 | 香港フットボールクラブ | |||
試合結果 (前半) | 28-33 (14-26) | 34-28 (12-14) | 37-12 (13-5) | 35-10 (10-3) |