昭和59年(1984)1月7日 昭和58年(1983)度 第20回大学選手権決勝

国立競技場

同大 31-7 日体大

同大、余裕の大学選手権連覇

昭和58年(1983)度 第20回大学選手権決勝
1984年1月7日 G:国立競技場 R:八木宏器 KO 14:00
同大 31 7 日体大
1 木村 敏隆(②広島工) 15 0 C1 原 喜代司(④目黒高)
C2 田井 敏秀(④大工大高) 16 7 2 中原 雅史(②熊谷工)
3 森川 進豪(①伏見工) 3 大島 芳和(④久我山高)
4 大八木 淳史(④伏見工) 1 T 0 4 松本 明男(③村野工)
5 高橋  聖(④魚津高) 1 G 0 5 中野 秦幸(③大津高)
6 武藤 規夫(①延岡工) 3 PG 0 6 越山 昌彦(④日川高)
7 土田 雅人(③秋田工) 0 DG 0 7 葛西 祥文(③大東一高)
8 大久保 哲也(④長崎南高) 8 源島 浩二(④氷川高)
9 児玉 耕樹(②高鍋高) 3 T 1 9 高崎 利明(③伏見工)
10 松尾 勝博(②延岡東高) 2 G 0 10 朽木 英次(③若狭農林)
11 東田 哲也(③大工大高) 0 PG 1 11 大薗 穂積(②東福岡高)
12 平尾 誠二(③伏見工) 0 DG 0 12 吉永 宏二郎(④大口高)
13 福井 俊之(②同志社高) 13 鶴田  誠(④日川高)
14 岩崎 貞治(④大分舞鶴高) 9 12 14 大貫 慎二(④日大高)
15 清水 剛志(②伏見工) 15 仙台 史明(②秋田工)

 同大が関東を制した日体大に快勝した。日体大はその後日本代表で活躍する朽木英次がSOでチームをリードしたが、FW戦で完敗して24点差で敗れた。決勝での24点差は第13回大会早大34−6明大の28点差に次ぐ記録である。前半2PGで先行した同大は27分、日体大ゴール前のスクラムで相手ボールを押し込んでプレッシャーをかけ、ボールがこぼれ出たところをSH児玉がすかさず押さえてトライ。さらにモールを押し込んで得たPGを東田が決めて前半を15−0で折り返す。後半早々同大はハイパントから攻めて平尾、大八木、児玉でトライ、ゴールで21−0とリードを広げる。さらに28分ラインアウトから大八木が持ち込んでトライ、35分にはハイパントからFWがラッシュして田井がトライ、ゴールも決まって31−0と勝利を不動のものとした。同大はノーサイド寸前に日体大FB仙台にトライを許したが、決勝戦としては珍しい一方的な展開で、2年連続3回目の優勝を飾った。