平成21年(2009)1月10日 平成20年(2008)度 第45回大学選手権決勝

国立競技場

早大 20-10 帝京大

早大帝京大に雪辱して連覇

平成20年(2008)度 第45回大学選手権決勝
2009年1月10日 G:国立競技場 R:相田真治 KO 14:00
早大 20 10 帝京大
1 瀧澤  直(④千種高) 10 3 1 伊東 秀剛(④長崎東高)
2 有田 隆平(②東福岡高) 10 7 2 天野 豪紀(④大工大高)
3 山下 高範(④桐蔭学園) 3 平原 大敬(④高鍋高)
4 中田 英里(②成蹊高) 1 T 0 4 中田 晃司(③荒尾高)
5 橋本  樹(④久我山高) 1 G 0 5 ティモシー・ボンド(①クライストチャーチ高)
6 中村 拓樹(②啓光学園) 1 PG 1 6 ヘンドリック・ツイ(②デラセラ高)
7 小峰 徹也(④清真学園) 0 DG 0 7 吉田 光治郎(②啓光学園)
C8 豊田 将万(④東福岡高) 8 野口 真寛(③つくば秀英)
9 榎本 光祐(②大分舞鶴高) 1 T 1 9 滑川 剛人(①桐蔭学園)
10 山中 亮平(②東海大仰星) 1 G 1 10 徳永  亮(③熊本西高)
11 中濱 寛造(②大工大高) 1 PG 0 11 野田  創(④名古屋工)
12 宮澤 正利(②桐蔭学園) 0 DG 0 12 南橋 直哉(①伏見工)
13 長尾 岳人(④本郷高) C13 井本 克典(④延岡東高)
14 早田 健二(③大分舞鶴高) 9 17 14 鎌田 哲郎(④尾道高)
15 田邊 秀樹(③啓光学園) 15 船津  光(③荒尾高)
交代【早】岩井哲史(②桐蔭学園)④ 【帝】福田敏克(③伏見工)⑦、甲斐洋充(④報徳学園)⑦  シンビン=有田隆(早)、ツイ、平原(帝)

 秋のシーズンで帝京大明大に敗れた早大が、大学選手権に入って本来の力を取り戻して見事に連覇を遂げた。早大が秋に敗れて正月に雪辱したのは、平成元年度の清宮主将のとき以来2度目である。中竹監督はこのシーズンに最も適したやり方「豊田主将の個人技を奔放に生かし他のメンバーがついていく戦い方」(中竹監督の談)に徹してチームの再生に成功した。実力が拮抗した両校は前半は互いにトライが奪えず、田邊と船津のPG3−3で一進一退を繰り返した。帝京大FLツイがシンビンで一時退場した前半38分、早大はゴール前でPKを得た。残り時間から見てPGを狙うのが正解と見られたが、豊田主将はスクラムを要求、帝京大7人のスクラムの穴を突き、自らのサイド攻撃でトライ(田邊ゴール)を奪った。後半は早大が田邊のPGと豊田のトライ(田邊ゴール)、帝京大はラックから滑川、ツイ、野田でトライ(船津ゴール)するも、早大が逃げきって連覇を達成した。