平成22年(2010)1月10日 平成21年(2009)度 第46回大学選手権決勝

国立競技場

帝京大 14-13 東海大

帝京大ついに手にした宿願の大学日本

平成21年(2009)度 第46回大学選手権決勝
2010年1月10日 G:国立競技場 R:平林泰三 KO 14:00
帝京大 14 13 東海大
1 吉田 康平(②京都成章高) 7 7 1 三上 正貴(③青森工)
2 森  太志(③仙台育英高) 7 6 2 木津 武士(③東海大仰星高)
3 伊東 秀剛(④長崎北高) 3 新田 浩一(③東海大仰星高)
4 中田 晃司(④荒尾高) 1 T 1 4 安井 龍太(②東海大仰星高)
5 ティモシー・ボンド(②クライストチャーチ高) 1 G 1 5 三上  匠(①青森工)
6 ヘンドリック・ツイ(③デラセラ高) 0 PG 0 C6 荒木 達也(④仙台育英高)
7 吉田 光治郎(③啓光学園) 0 DG 0 7 マイケル・リーチ(③札幌山の手)
C8 野口 真寛(④つくば秀英) 8 ジョシュア・マウ(④セントビーズ高)
9 滑川 剛人(②桐蔭学園) 1 T 0 9 鶴田  諒(③日川高)
10 森田 佳寿(②御所工) 1 G 0 10 坂本 圭輔(①江の川高)
11 野田  創(④名古屋工) 0 PG 2 11 宮田 拓哉(③東海大仰星高)
12 南橋 直哉(②伏見工) 0 DG 0 12 吉田 真吾(③深谷高)
13 河合  航(④国学院栃木) 13 森川 海斗(③佐倉高)
14 富永 浩史(③高鍋高) 14 8 14 田村 恒太(④秋田工)
15 船津  光(④荒尾高) 15 豊島 翔平(③東海大相模高)
交代【帝】浪岡祐貴(④三沢商)①、坪井秀龍(③岡山工)③、菅原貴広(③多摩工)⑤、内田剛(③佐賀工)⑮ 【東】中川昌彦(③東海大仰星高)③、前川鐘平(③東海大仰星高)⑧

 帝京大がついに頂点に立った。岩出監督、野口主将他の部員諸君、増村前部長おめでとう。1回戦から関東学大、早大明大東海大をなぎ倒しての優勝は見事だった。とくに関東学大戦ではWTB伊藤拓巳が右コーナーにトライして引き分け[テレビジャッジの採用で、コーナーポストに当たってもOKという新ルールが幸いした際どいトライ]、トライ数の差で2回戦に進出した劇的な勝利だった。決勝では後半26分にモールを押し込んでFL吉田光治郎がトライ。12−13と1点差に迫り、プレッシャーのかかる難しいゴールをFBの船津光が冷静に蹴り込んで逆転した。その後ノーサイドまで必死に迫る東海大の猛攻、マウを、リーチを猛タックルでしのぎきった。岩出監督「どちらに転ぶか分からない試合だったが、いちばん厳しいところで選手たちが粘りを発揮してくれた。(胴上げされて)感無量でした」(読売)。東海大の木村季由監督も素晴らしいチームを育てた。ともに賞賛されてしかるべきである。