平成15年(2003)度 第1回マイクロソフト杯決勝

平成16年(2004)2月22日 国立競技場

NECグリーンロケッツ 24-19 東芝府中ブレイブルーパス●

初代チャンピオンはNEC

平成15年(2003)度 第1回マイクロソフト杯決勝
2004年2月22日 G:国立競技場 R:下井真介 KO 14:05
NECグリーンロケッツ 24 19 東芝府中ブレイブルーパス
1 久富 雄一(関東学大) 24 5 1 村上 貴博(明大)
2 網野 正大(関東学大) 0 14 2 松尾 大樹(大東大)
3 木下  剛(京産大) 3 櫻井 寿貴(関東学大)
4 浅野 良太(法大) 3 T 1 4 釜沢  晋(大東大)
5 熊谷 皇紀(法大) 3 G 0 5 横山 恒雄(関東学大)
6 大東  毅(専大) 1 PG 0 6 渡邊 泰憲(日体大)
7 グレン・マーシュ(マヌレワ高) 0 DG 0 7 宮下 哲郎(関東学大)
C8 箕内 拓郎(関東学大) 8 ニコラス・ホルテン(ワイカト大)
9 辻  高志(早大) 0 T 2 9 伊藤  護(専大)
10 岡野 清紀(専大) 0 G 2 10 品川 英貴(日体大)
11 田中 誠士(大東大) 0 PG 0 11 日原 大介(日大)
12 川合 レオ(玉川大) 0 DG 0 12 スコット・マクラウド(ワイカト大)
13 向山 昌利(同大) C13 冨岡 鉄平(福岡工大)
14 窪田 幸一郎(日大) 20 8 14 森  大輔(東海大)
15 ジョージ・コニア(マッセイ大) 15 立川 剛士(関東学大)
交代【N】岡村要(関東学大)⑩、大東功一(東海大)⑬、藤戸恭平(日体大)⑨ 【東】塚越賢(中大)②、笠井建志(法大)①、ルアタンギ・バツベイ(大東大)⑧、大野均(日大)⑩、松田努(関東学大)⑥

 トップリーグ初年度。リーグ戦では6位に甘んじたNECが、集中力を見せてサントリーを32−5、神戸製鋼を34−10と撃破して決勝に勝ち残った。一方の東芝ヤマハ発動機を39−10、三洋電機を36−34の激戦で下しての進出。前半風上に立ったNECがSO岡野のロングキックで東芝陣でゲームを進めた。7分ゴール前スクラムから箕内、辻、マーシュでトライ、18分には箕内、22分には窪田がトライを奪い、いずれも岡野がゴールを決めて21−0と大きくリードした。東芝も34分にモールを押し込んで渡邉がトライを返したが、NECも岡野がPGを決めて前半を24−5で折り返した。後半は東芝が猛攻、NECが必死に守る展開で観客を沸かせる。東芝はバツベイのトライ、モールでの反則の繰り返しによる認定トライと日原の2Gで24−19と5点差まで追いつめたが、NECに守りきられた。東芝はトスに勝って風下を取ったのは失敗ではなかったか。