平成16年(2004)度 第2回マイクロソフト杯決勝

平成17年(2005)2月6日 秩父宮ラグビー場

東芝府中ブレイブルーパス 20-6 ヤマハ発動機ジュビロ●

東芝府中、ヤマハを抑えて初優勝

平成16年(2004)度 第2回マイクロソフト杯決勝
2005年2月6日 G:秩父宮ラグビー場 R:下井真介 KO 14:05
東芝府中ブレイブルーパス 20 6 ヤマハ発動機ジュビロ
1 高橋  寛(帝京大) 12 3 1 中越 将通(龍谷大)
2 塚越  賢(中大) 8 3 2 中林 正一(立明大)
3 笠井 建志(法大) 3 山村  亮(関東学大)
4 大野  均(日大) 2 T 0 C4 久保 晃一(大東大)
5 横山 恒雄(関東学大) 1 G 0 5 勝又 貴光(帝京大)
6 石澤 健太郎(帝京大) 0 PG 1 6 本間 俊治(帝京大)
7 渡邊 泰憲(日体大) 0 DG 0 7 澤田  昇(愛知学大)
8 中居 智昭(熊本工) 8 木曽  一(立命大)
9 伊藤  護(専大) 1 T 0 9 村田  亙(専大)
10 島崎 正吾(佐賀工) 0 G 0 10 ネイサン・ウィリアムス(ブリスベン高)
11 ナタニエラ・オト(大東大) 1 PG 1 11 冨岡 耕児(立命大)
12 スコット・マクロウド(ワイカト大) 0 DG 0 12 タンバイ・マットソン(リンカーン大)
13 日原 大介(日大) 13 守屋  篤(立命大)
14 森  大輔(東海大) 11 12 14 西村  弥(中大)
15 立川 剛士(関東学大) 15 大田尾 竜彦(早大)
交代【東】大室歩(中大)①、村上貴博(明大)③、宮下哲朗(関東学大)⑥、品川英貴(日体大)⑪、冨岡鉄平(福岡工大)⑩、松田努(関東学大)⑭ 【ヤ】高木重保(龍谷大)①、米倉隆之(専大)②、坂本一哉(立命大)⑦、コリ・コリン・セワンブ(オークランド工大)⑤、佐藤貴志(同大)⑨、永本宗秀(立命大)⑭、堀川隆延(早大)⑫

 トップリーグを制覇した東芝ヤマハに完勝し2冠に輝いた。完勝というのはヤマハをSOウィリアムスの2PGに抑えてトライを許さなかったからだ。

 東芝時代の到来を感じさせるように、東芝サントリーを33−13、神鋼を41−0で破り、決勝のヤマハ戦もまったく危なげなかった。トライ0が示すように東芝のディフェンスはまったく崩れず、タックルの強烈さは見事であり、ブレークダウンでもヤマハを圧倒した。東芝のトライは、前半14分にラインアウトからSO島崎とCTBマクラウドがループしてFB立川が縦に突破、25分にモールからFL渡邉が持ち込む、後半40分にタックルでターンオーバーし立川が50メートル独走、の3つ。CTB日原の1G、1PGを加えて20−6でヤマハを下して2冠を達成した。FW、BK一体となった流れるような攻撃は魅力にあふれていた。