テストNo.46 豪州遠征1975第5戦

昭和50年(1975)8月2日 シドニー

日本代表 7-37 豪州代表

日本30点差で豪州に敗れる

No.124★46 豪州遠征1975第5戦
1975年8月2日 G:シドニー R:W.M.クーニィ KO 15:00
日本代表 7 37 豪州代表
1 高田  司(トヨタ) 7 18 1 ロン・グラハム
2 黒坂 敏夫(近鉄) 0 19 2 ピーター・ホートン
3 原   進(近鉄) 3 スティーブ・フィナン
4 小笠原 博(近鉄) 1 T 3 4 レジナルド・スミス
5 柴田 浩一(東京三洋) 0 G 3 5 ギャリック・フェイ
6 井澤 義明(早大OB) 1 PG 0 6 レイ・プライス
7 赤間 英夫(トヨタ) 0 DG 0 7 ディック・コックス
8 小林 一郎(釜石) 8 マーク・ローン
C9 今里 良三(近鉄) 0 T 3 C9 ジョン・ヒップウェル
10 井口 雅勝(栗田工業) 0 G 2 10 ケン・ライト
11 有賀  健(リコー) 0 PG 1 11 イアン・ロバートソン
12 吉田 正雄(近鉄) 0 DG 0 12 ジェフ・ショー
13 森  重隆(釜石) 13 ジョン・ウェザーストン
14 藤原  優(早大) 6 9 14 ダグラス・オズボーン
15 植山 信幸(横河) 15 ポール・マクリーン
交代【豪】H.ハウザー⑨
得点:T有賀、PG植山

 日本代表初の豪州遠征は、2試合のテストマッチを含めて9試合のスケジュール。日本はここまで3勝1敗の好成績で第1テストを迎えた。

「遠征初のテストマッチであり、日本チーム全員気合十分であったが、あいにくの雨で少し気勢をそがれた感じがした。試合開始早々シドニー戦と同様バックスのタックルの甘さから2G許したが、その後15分ほど日本ペースで試合を運び、12−7と1Gで逆転というところまでに至ったが、35分に再び1G[現在の1T、1G]を与え引き離された。後半に入り前半同様開始早々1G、1PGを許し、逆転の可能性を閉ざされた。その後一進一退のゲーム展開であったが、豪州は確実に得点を重ね37−7の差で敗れた。しかし前後半の開始直後に日本チームの緊張感がもっとあれば、かなり接戦したゲーム展開が見られたものと思われた」(『機関誌』Vol.25-1号、大久保吉則コーチ)。