昭和52年(1977)3月27日 国立競技場
オ大執念の逆転勝利
No.151★57 オックスフォード大学第2回来日第4戦 | ||||||
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1977年3月27日 G:国立競技場 R:町井徹郎 KO 14:00 | ||||||
日本代表 | 16 | - | 20 | オックスフォード大学 | ||
C1 | 高田 司(トヨタ) | 9 | 前 | 10 | 1 | エド・ホーン |
2 | 和田 透(釜石) | 7 | 後 | 10 | 2 | クリス・セクトン |
3 | 宮内 正幸(東京三洋) | 3 | ピート・イネボルドソン | |||
4 | 袋館 龍太郎(東芝府中) | 0 | T | 1 | 4 | キース・ワット |
5 | 瀬川 清(釜石) | 0 | G | 0 | 5 | ロバート・ロビンソン |
6 | 赤間 英夫(トヨタ) | 3 | PG | 2 | 6 | ピーター・ディクソン |
7 | 齋藤 功(東京三洋) | 0 | DG | 0 | 7 | ドガルド・マクドナルド |
8 | 小林 一郎(釜石) | 8 | ドナルド・マクドナルド | |||
9 | 上田 昭夫(トヨタ) | 1 | T | 2 | 9 | マイルズ・ホクリィ |
10 | 松尾 雄治(釜石) | 0 | G | 1 | 10 | ジョン・フィッシャー |
11 | 有賀 健(リコー) | 1 | PG | 0 | 11 | エド・クイスト・アクトン |
12 | 吉田 正雄(近鉄) | 0 | DG | 0 | C12 | ティム・ブライアン |
13 | 森 重隆(釜石) | 13 | ファイサル・ラマラタ | |||
14 | 氏野 博隆(同大) | 10 | 反 | 13 | 14 | ロイ・フーラハン |
15 | 植山 信幸(横河) | 15 | リチャード・エドワーズ | |||
交代【日】柴田浩一(東京三洋)⑤、南村(山口)明美(釜石)⑨ | ||||||
得点:T吉田、PG松尾4 |
オ大は半年前に日本代表が英伊遠征したときに対戦し、0−37という屈辱的なスコアで敗れているだけに、この試合にかける意気込みはすごかった。メンバーを8人入れ替えて雪辱を期してきた。遠征でのオ大戦はテストマッチになっていないが、日本は完勝したメンバーが10人出場している。
「ノーサイドの笛と同時に両手を突き上げて、一人、二人と飛び跳ねる。辛勝であっても、目標だった打倒ジャパンを果たしたオ大の喜びはブライアン主将を肩車、ロッカーにまで持ち込まれた」(報知、吉江光弘)。日本は後半17分に松尾が好走して吉田がトライ16−10とリードしたが、オ大は32分マクドナルド兄からラマラタでトライ、2点差に詰め寄り、36分にはまたもマクドナルド兄からフーラハンにパスが渡りトライ、ゴールも決まってついに16−20と逆転した。日本はまたも最後の10分に敗れた。FL齋藤が35歳で初めてキャップを得て話題となっている。