テストNo.68 第7回アジア大会(中華台北)決勝

English 写真 機関誌
昭和55年(1980)11月16日 台北スタジアム
日本代表 21-12 韓国代表
アジア大会に7連覇
No.175★68 第7回アジア大会(中華台北)決勝
1980年11月16日 G:台北スタジアム R:不明 KO 15:00
日本代表2112韓国代表
1石山 次郎(釜石)1731
2平井 俊洋(トヨタ)492
3池田 洋七郎(トヨタ)3
4千田 美智仁(釜石)3T04
5袋館 龍太郎(東芝府中)1G05
6坂本  満(東京三洋)1PG16
7石塚 武生(リコー)0DG07
8川地  光(九電)8
9小西 義光(サントリー)1T09
10植山 信幸(横河)0G010
11氏野 博隆(東京三洋)0PG311
12南川 洋一郎(八幡) 0DG012
C13森  重隆(釜石) 13
14辻  悦朗(トヨタ)14
15田中 伸典(天理大OB)15
得点:T植山、川地、辻、氏野、G植山、PG植山選手名、キャプテン不明

 日本は第5回大会(韓国)に次いで、対戦相手にトライを許さない完勝で、アジア大会7連覇を遂げた。
 日本のFWが健闘しスクラム、ラック、モールでボールを支配し続けた。ところが、韓国バックスのオフサイド気味のディフェンスに苦しめられ、連続攻撃に持ち込めない。日本韓国のラフプレーにもプレーを寸断され、バックスにいらだちが見える。日本は21分に森が抜けフォローした植山が先制トライ。30分過ぎにはスクラムトライ、辻のトライなどで得点を加え前半を17−3で折り返し優位に立った。後半も同じような展開が続き、日本の得意なテンポの速い連続攻撃に持ち込めなかった。しかし日本韓国から4トライを奪い、韓国をノートライ、4PGの12点に封じて21−12で勝利を収めた。