テストNo.118 ウエールズ遠征1993第6戦

English 写真 機関誌
平成5年(1993)10月16日 アームズパーク
日本代表 5-55 ウエールズ代表
ウエールズ猛攻9トライ
No.318★118 ウエールズ遠征1993第6戦
1993年10月16日 G:アームズパーク(カーディフ) R:E.モリソン(E) KO 14:30
日本代表555ウエールズ代表
1太田  治(NEC)0291マイク・グリフィス
C2薫田 真広(東芝府中)5262アンドリュー・ラマートン
3高橋 一彰(トヨタ)3ジョン・デービス
4桜庭 吉彦(釜石)0T54トニー・コプシー
5ブルース・ファーガソン(日野自動車)0G25ガレス・リュウェリン
6サミュエル・カレタ(リコー)0PG06スチュアート・デービス
7大内 寛文(龍谷大)0DG07リン・ジョーンズ
8シナリ・ラトゥ(三洋電機)8エミール・ルイス
9永友 洋司(サントリー)1T49ルパート・ムーン
10青木  忍(リコー)0G310エイドリアン・デービス
11吉田 義人(伊勢丹)0PG011ナイジェル・ウォーカー
12朽木 英次(トヨタ)0DG012ニール・ジェンキンス
13藤掛 三男(ワールド)13スコット・ギブス
14イアン・ウィリアムス(神鋼)C14イァイアン・エバンス
15松田  努(東芝府中)15トニー・クレメント
交代【ウ】M.レイヤー⑪、R.ビッドグッド⑭
得点:Tイアン・ウィリアムス

 73年、83年に続く3回目のウエールズ協会の招待に、日本はその期待を裏切ってしまった。ウエールズでは日本のテンポの速いランニングラグビーが評価され、実力以上に人気が高い。勇敢で楽しいラグビーを見せてくれるというのがその理由だ。この遠征でも3勝2敗と勝ち越してこのテストマッチに臨んでいたので、地元ファンの期待は大きかった。前回の遠征で29−24と最後まで苦しめられたので、ウエールズ協会はこの試合を正規のテストマッチとして迎えてくれたため、代表のモチベーションは高かった。
 試合開始直後、スクラムから日本のパスミスをついて、キャプテンのエバンスがボールを拾って60m独走トライをあげたのが開始1分足らず。2つのインターセプトでトライを許したのも日本のミス。9トライを許した日本は、終了間際にウィリアムスがトライをあげて0敗を免れるのが精一杯だった。