テストNo.126 第3回ラグビーワールドカップ(南アフリカ)第1戦

平成7年(1995)5月27日 ブルームフォンティン

日本代表 10-57 ウエールズ代表

ウエールズに完敗

No.339★126 第3回ラグビーワールドカップ(南アフリカ)第1戦
1995年5月27日 G:ブルームフォンティン R:E.J.スクラー(Arg) KO 15:00
日本代表 10 57 ウエールズ代表
1 太田  治(NEC) 0 36 1 マイク・グリィフィス
C2 薫田 真広(東芝府中) 10 21 2 ガリン・ジェンキンス
3 高橋 一彰(トヨタ) 3 ジョン・デービス
4 桜庭 吉彦(釜石) 0 T 4 4 ダルウィン・ジョーンズ
5 ブルース・ファーガソン(日野自動車) 0 G 2 5 ガレス・リュウェリン
6 梶原 宏之(勝沼クラブ) 0 PG 4 6 スチュアート・デービス
7 シナリ・ラトゥ(三洋電機) 0 DG 0 7 ヘミ・テイラー
8 シオネ・ラトゥ(大東大) 8 エミール・ルイス
9 堀越 正巳(神鋼) 2 T 3 9 アンドリュー・ムーア
10 平尾 誠二(神鋼) 0 G 3 10 エイドリアン・デービス
11 増保 輝則(神鋼) 0 PG 0 11 ガレス・トーマス
12 元木 由記雄(神鋼) 0 DG 0 12 ニール・ジェンキンス
13 吉田  明(神鋼) C13 マイク・ホール
14 ロペティ・オト(大東大) 10 14 14 イァイアン・エヴァンス
15 松田  努(東芝府中) 15 トニー・クレメント
交代【ウ】S.ロイ④、D.エバンス⑩
得点:Tオト2

 健闘を祈る思いはむなしく、日本はまたもウエールズに完敗を喫した。「夢は前半20分までではかなくついえた。緑のサブジャージィを着ても、『レッド・ドラゴン』の壁はこれまで同様、いやこれまで以上に高く、厚かった。(中略)ウエールズのキッカー、N.ジェンキンスに長い距離からPGを次々と確実に決められ、点差は開いていく。そして、前半26分、ラインアウトからサインプレーを仕掛けたウエールズは、こぼれ球を日本の選手が蹴りそこねてインゴールに転がるところを、ムーアが押さえる。直後の28分には、ウエールズのハイパントを増保、松田が処理に失敗。これをI.エヴァンスが拾ってトライとたたみかけた。流れを完全につかむウエールズ。勝負はこの2トライでついた(後略)」(朝日、美土路昭一)。

「マイボールをあれだけ取れなければ、攻められない。同じことをやってくると思うので、アイルランド戦までにモールサイドの守りを立て直したい」(小藪監督)。