平成11年(1999)6月12日 ホノルル
アメリカに勝ってうれしい初優勝
No.377★157 第4回パシフィック・リム選手権第5戦 | ||||||
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1999年6月12日 G:ハワイ・ホノルル R:E.トンガ(Tog) KO 14:00 | ||||||
日本代表 | 47 | - | 31 | アメリカ代表 | ||
1 | 長谷川 慎(サントリー) | 27 | 前 | 17 | 1 | ジョージ・サッチャー |
2 | 薫田 真広(東芝府中) | 20 | 後 | 14 | 2 | トム・ビラップス |
3 | 中村 直人(サントリー) | 3 | ロイ・レーナー | |||
4 | 大久保 直弥(サントリー) | 3 | T | 2 | 4 | ルーク・グロス |
5 | 田沼 広之(リコー) | 3 | G | 2 | 5 | フィリップ・ファーナー |
6 | 渡邊 泰憲(東芝府中) | 2 | PG | 1 | 6 | デイブ・ホッジス |
7 | グレッグ・スミス(豊田自動織機) | 0 | DG | 0 | 7 | リチャード・ターディッツ |
8 | ジェイミー・ジョセフ(サニックス) | C8 | ダン・ライル | |||
9 | 村田 亙(東芝府中) | 3 | T | 2 | 9 | ケビン・ダルゼル |
10 | 廣瀬 佳司(トヨタ) | 1 | G | 2 | 10 | デビッド・ニウ |
11 | 増保 輝則(神鋼) | 1 | PG | 0 | 11 | ブライアン・ハイタワー |
12 | 元木 由記雄(神鋼) | 0 | DG | 0 | 12 | マーク・シャレンバーグ |
C13 | アンドリュー・マコーミック(東芝府中) | 13 | ジュアン・グロブラー | |||
14 | 大畑 大介(神鋼) | 17 | 反 | 11 | 14 | バエア・アニトーニ |
15 | 松田 努(東芝府中) | 15 | カート・シューマン | |||
交代【日】伊藤剛臣(神鋼)⑦、平塚純司(法大)⑤、坂田正彰(サントリー)② 【ア】B.ルクラーク③、J.ウォーカー⑦、M.ウィリアムス⑩、T.サウララ⑫ | ||||||
得点:T増保3、大畑2、スミス、G廣瀬4、PG廣瀬3 |
日本は敵地で米国を破り、5勝1敗でうれしい初優勝を達成した。トライ数6対4の取り合いになったが、SH村田がテンポの速い攻撃を引き出しペースをつかんだ。キッカーのSO廣瀬も4G、3PGを稼いで勝利に貢献した。日本の6つのトライのうち増保、大畑の両WTBで5つ取ったことでも、日本のラグビーができたことがうかがえる。
日本は前半22分、30分、38分にともに速い展開の連続攻撃から増保が3連続トライをあげて、アメリカを2トライに抑え27−17でハーフタイム。後半も7分にジョセフのサイドアタックから連続攻撃に持ち込み大畑がトライ、24分ゴール前のラックからバショップがサイドを抜きスミスがトライ、ロスタイムに入っても連続攻撃で大畑が決めて、アメリカを2トライに封じ47−31で快勝した。日本のリズムに乗った攻撃でつかんだ勝利は、うれしいパシフィック・リム初優勝につながった。