テストNo.158 スペイン代表第1回来日第2戦

English Español 写真 機関誌
平成11年(1999)8月20日 国立競技場
日本代表 30-7 スペイン代表
スペインを圧倒
No.378★158 スペイン代表第1回来日第2戦
1999年8月20日 G:国立競技場 R:A.コール(A) KO 19:00
日本代表307スペイン代表
1中道 紀和(神鋼)1301ホルディ・カンプス
2薫田 真広(東芝府中)1772フェルナンド・デラカジェ
3中村 直人(サントリー)3ホセ・イグナシオ・サパテロ
4ロバート・ゴードン(東芝府中)1T04ホセ・ミゲル・ビジャウ
5大久保 直弥(サントリー)1G05スティーブ・トイネアウ
6渡邊 泰憲(東芝府中)2PG06オスカル・アスタルロア
7石井 龍司(トヨタ)0DG07ホセ・ディアス
8ジェイミー・ジョセフ(サニックス)8アルベルト・マロ
9グレアム・バショップ(サニックス)2T19ハイメ・アロンソ
10廣瀬 佳司(トヨタ)2G110アイトール・エクセベリア
11増保 輝則(神鋼)1PG011オリオル・リボル
12元木 由記雄(神鋼)0DG012セバスチャン・ロウブセンス
C13アンドリュー・マコーミック(東芝府中)13アルバール・エンシソ
14大畑 大介(神鋼)161714ホセ・イグナシオ・インチャウスティ
15松田  努(東芝府中)15ミゲル・アンヘル・フレチージャ
交代【日】坂田正彰(サントリー)②、伊藤剛臣(神鋼)⑦、田沼広之(リコー)④、三木亮平(龍谷大)⑪ 【ス】F.ベラスコ⑮、C.ソウト⑥、A.コバレンコ⑩  シンビン=渡邊(日)
得点:T大畑、渡邊、増保、G廣瀬3、PG廣瀬3

 W杯への壮行試合として、W杯に出場するスペインとテストマッチを行った。トライ数3対1というテストマッチらしいスコアで、本来は快勝と評価されるべきだが、スペインのコンディションが万全でなかったのか、日本選抜が71−12とボロ勝ちしたために、勝って当然という試合になってしまった。日本は前半14分、大畑がトライ、廣瀬がゴールして先行。22分、35分に廣瀬がPGを追加して13−0で折り返す。後半6分にも廣瀬がPGを決めたあと、10分、W杯用に開発中のダイヤモンドライン[ブラインドWTBがSOの横に位置する攻撃ライン、⑫、⑪、⑬、⑮でダイヤモンドの形になるところからつけられた]からFB松田が突破、ラックから渡邉がトライ(ゴール)。14分にはスクラムから松田が抜け、増保がトライ(ゴール)して30−0と一方的な試合になった。春のパシフィック・リム以来好成績を続けている日本代表に、W杯での期待がふくらんできた。