テストNo.159 第4回ラグビーワールドカップ(ウエールズ他)第1戦

English 写真 機関誌
平成11年(1999)10月3日 レクサム
日本代表 9-43 サモア代表
サモアに屈す
No.379★159 第4回ラグビーワールドカップ(ウエールズ他)第1戦
1999年10月3日 G:ウエールズ・レクサム R:A.コール(A) KO 13:00
日本代表943サモア代表
1長谷川 慎(サントリー)6181ブレンダン・レイディ
2薫田 真広(東芝府中)3252トレバー・レオタ
3小口 耕平(リコー)3ロビー・アレ
4ロバート・ゴードン(東芝府中)0T24セネ・タアラ
5大久保 直弥(サントリー)0G15ラマ・トネ
6渡邊 泰憲(東芝府中)2PG26ジュニア・パラモア
7グレッグ・スミス(豊田自動織機)0DG07クレイグ・グレンディニング
8ジェイミー・ジョセフ(サニックス)C8パット・ラム
9グレアム・バショップ(サニックス)0T39スティーブン・ソイアロ
10廣瀬 佳司(トヨタ)0G210スティーブン・バショップ
11増保 輝則(神鋼)1PG211ブライアン・リマ
12元木 由記雄(神鋼)0DG012バインガ・トゥイガマラ
C13アンドリュー・マコーミック(東芝府中)13トーオ・バエンガ
14大畑 大介(神鋼)121014アファト・ソーアロ
15松田  努(東芝府中)15シラオ・レアンガ
交代【日】田沼広之(リコー)④、伊藤剛臣(神鋼)⑥、ツイドラキ(トヨタ)⑮、吉田明(神鋼)⑮(ツイドラキ)、坂田正彰(サントリー)② 【サ】M.ミカ②、O.パレポイ⑤、S.シティティ⑥、E.ヴァー⑩、G.レアルペペ⑪、J.クラーク⑨
得点:PG廣瀬3

 5月にサモアを37−34倒し感激させてくれた平尾ジャパンだったが、本番でのサモアは別物だった。日本は前回W杯でNZに145点取られた汚名返上に必死だった。元オールブラックスのジョセフ、バショップら5名を先発メンバーに入れたが、世界8強にも入ったサモアに手も足も出ず、廣瀬の3PGのみで完敗した。
 前半23分日本は自陣ラインアウトからこぼれたボールを奪われ、ラックからWTBリマにトライを許した。30分にはキックの処理ミスをサモアFBレアンガに突かれ2つめのトライを許す。後半半ばまでは9−21で抑えていたのだが、19分ラインアウトから展開されCTBトゥイガマラが好走して⑭A.ソーアロがクロスで入ってトライ、息の根を止められた。このまま終わってほしかったが、日本は終盤のサモアの猛攻を止めきれず、39分と42分にもトライを許し大差の敗戦となってしまった。