テストNo.160 第4回ラグビーワールドカップ(ウエールズ他)第2戦

平成11年(1999)10月9日 ミレニアム

日本代表 15-64 ウエールズ代表

ウエールズにも完敗

No.380★160 第4回ラグビーワールドカップ(ウエールズ他)第2戦
1999年10月9日 G:ウエールズ・ミレニアム R:J.デュメ(F) KO 14:30
日本代表 15 64 ウエールズ代表
1 長谷川 慎(サントリー) 15 26 1 ピーター・ロジャース
2 薫田 真広(東芝府中) 0 38 2 ガリン・ジェンキンス
3 中村 直人(サントリー) 3 ダイ・ヤング
4 ロバート・ゴードン(東芝府中) 2 T 4 4 クレイグ・クインネル
5 田沼 広之(リコー) 1 G 3 5 マイク・ボイル
6 大久保 直弥(サントリー) 1 PG 0 6 マーティン・ウィリアムズ
7 グレッグ・スミス(豊田自動織機) 0 DG 0 7 ブレット・シンキンソン
8 ジェイミー・ジョセフ(サニックス) 8 ガレイント・ルイス
9 グレアム・バショップ(サニックス) 0 T 5 C9 ロバート・ハウリー
10 廣瀬 佳司(トヨタ) 0 G 5 10 ニール・ジェンキンス
11 パティリアイ・ツイドラキ(トヨタ) 0 PG 1 11 アラン・ベイトマン
12 元木 由記雄(神鋼) 0 DG 0 12 スコット・ギブス
C13 アンドリュー・マコーミック(東芝府中) 13 マーク・テイラー
14 大畑 大介(神鋼) 18 11 14 ジェイソン・ジョーンズヒューズ
15 平尾 剛史(神鋼) 15 シェーン・ハワーズ
交代【日】坂田正彰(サントリー)②、中道紀和(神鋼)①、村田亙(東芝府中)⑨、伊藤剛臣(神鋼)⑥、桜庭吉彦(釜石)④ 【ウ】A.ルイス①、J.ハンフリーズ②、B.エバンス③、G.トーマス⑪、C.ワイアット⑦、D.リウェリン⑨、S.ジョーンズ⑮
得点:T大畑、ツイドラキ、G廣瀬、PG廣瀬

 アームズパークから生まれ変わった新装ミレニアム・スタジアムで、日本ウエールズに挑んだがまたも夢は破れた。ウエールズは1989年に早大の臨時コーチを務めたことがある、グレアム・ヘンリー[現NZオールブラックス監督]が監督を務めていた。

 日本ウエールズFWのパワーに押されながら、少ないチャンスを生かして前半18分と38分に大畑とツイドラキがトライして15−26と食い下がった。しかしこれが限界、後半はウエールズに怒涛の5トライを許し15−64で完敗した。

 春のパシフィック・リム選手権での戦い方がよかっただけに、私はレベルアップした日本のラグビーを示せるのではと期待していたが、元のもくあみ、目の肥えた世界のラグビーファンの“やっぱりこの程度か”という同情の声援が耳に痛い。監督、コーチ、選手たちが全力で戦っているだけに余計切なく思える。