テストNo.178 第2回アジア3国対抗(RWCアジア地区最終予選)

English 写真 機関誌
平成14年(2002)7月6日 国立競技場
日本代表 155-3 中華台北代表●
日本最多得点でW杯確定的
No.403★178 第2回アジア3国対抗(RWCアジア地区最終予選)
2002年7月6日 G:国立競技場 R:K.ディーカー(NZ) KO 19:00
日本代表1553中華台北代表
1長谷川 慎(サントリー)713C1林 宜徳
2坂田 正彰(サントリー)8402邸 柏智
3豊山 昌彦(トヨタ)3余 柏槿
4久保 晃一(ヤマハ)11T04謝 振中
5アダム・パーカー(東芝府中)8G05黄 郁銘
6大久保 直弥(サントリー)0PG16厳 翔樺
7ディーン・アングレッシー(神鋼)0DG07黄 俊華
8斉藤 祐也(サントリー)8凌 昌衡
9月田 伸一(リコー)12T09呉 士傑
10アンドリュー・ミラー(神鋼)12G010陳 啓中
11栗原  徹(サントリー)0PG011王 國峰
12元木 由記雄(神鋼)0DG012陳 文彦
C13難波 英樹(トヨタ)13郁 復興
14大畑 大介(神鋼)112114陳 振輔
15小野澤 宏時(サントリー)15張 忠偉
交代【日】三木亮平(トヨタ)⑪、山村亮(関東学大)③、村田亙(ヤマハ)⑨、岩渕健輔(サラセンズ)⑮、小泉和也(神鋼)④、伊藤剛臣(神鋼)⑧ 【中】張慶豊⑪、田忠義⑤、陳禹伸④、林福龍⑧、謝文剛⑥、張威政⑭  シンビン=田忠義(中)
得点:T大畑8、小野澤3、坂田2、久保2、アングレッシー2、三木2、長谷川、ミラー、栗原、難波、Gミラー12、栗原8

 韓国、中華台北とホーム&アウェーで計4試合戦うW杯予選なので、まだ確定とはいえないのだが、中華台北戦にテストマッチ最多得点の新記録でメチャ勝ちをした。「中華台北も必死に向かってはきたが、この大差でダレてしまいそうな試合を、最後まで集中していた点は評価したい。かっては苦戦したこともある相手に、この点差で勝ったことを考えると、本当にジャパンは強くなった。これまでは、個人記録を意識的に避けるようなところがあった。しかし、大畑やミラーが、ともすれば大差に飽きて帰ってしまうお客さんの足を止めてくれたのは、新しい発見だった。ラグビーが面白い競技だということをアピールしてくれた。ただ一方で、アジア内で差が広がったのが気になる。出場が決まれば、アジア14ヵ国の代表となるが、今後IRB(国際ラグビーボード)がW杯にアジアの枠を残してくれるか心配だ」(サンスポ、「ホイッスル」日比野弘)。