テストNo.180 第2回アジア3国対抗(RWCアジア地区最終予選)

English 写真 機関誌
平成14年(2002)7月21日 台南ラグビー場
日本代表 120-3 中華台北代表●
消化試合に勝っても喜べず
No.405★180 第2回アジア3国対抗(RWCアジア地区最終予選)
2002年7月21日 G:台南ラグビー場 R:P.マーシャル(A) KO 16:30
日本代表1203中華台北代表
1山本 正人(トヨタ)683C1林 宜徳
2七戸 昌宏(トヨタ)5202洪 吉祥
3山村  亮(関東学大)3林 文正
4アダム・パーカー(東芝府中)10T04謝 振中
5ルアタンギ・バツベイ(東芝府中)9G05田 忠義
6大久保 直弥(サントリー)0PG16黄 俊華
C7箕内 拓郎(NEC)0DG07厳 翔樺
8伊藤 剛臣(神鋼)8凌 昌衡
9村田  亙(ヤマハ)8T09呉 志清
10淵上 宗志(コカコーラWJ)6G010陳 啓中
11栗原  徹(サントリー)0PG011王 國峰
12元木 由記雄(神鋼)0DG012呉 志賢
13大畑 大介(神鋼)13張 慶豊
14三木 亮平(トヨタ)81114潘 志明
15吉田 尚史(サントリー)15陳 振輔
交代【日】豊山昌彦(トヨタ)⑦、久保晃一(ヤマハ)⑤、月田伸一(リコー)⑨、吉田英之(クボタ)⑬、アンドリュー・ミラー(神鋼)⑮、ディーン・アングレッシー(神鋼)⑤ 【中】邱柏智②、黄郁銘⑭
得点:T栗原6、三木4、大畑2、山村、パーカー、バツベイ、伊藤、淵上、吉田尚史、G栗原15

 アジアのトップ3ヵ国でホーム&アウェー方式で行われたW杯アジア予選の最終戦。日本は中華台北を1PGに抑え、120点を奪う猛攻で完勝した。7月6日に国立競技場で行われた第1戦(日本155−3中華台北)と合わせて、日本のテストマッチの記録を大幅に塗り替えることになった。栗原の1試合60得点はテストマッチ世界新記録であり、15Gも日本のテストマッチ新記録である。
 この4試合相手の戦力が劣っているとはいえ、韓国戦も含めて手を抜かない内容できっちり勝ったことを評価したい。暑さにも負けなかったのは、W杯に出場して活躍したいというしっかりしたモチベーションを持ち続けたからである。