テストNo.182 第1回スーパーパワーズ選手権

平成15年(2003)5月17日 ボクサースタジアム

日本代表 27-69 アメリカ代表

アメリカにまたも大敗

No.413★182 第1回スーパーパワーズ選手権
2003年5月17日 G:ボクサーSt. R:B.ククリンスキー(C) KO 14:00
日本代表 27 69 アメリカ代表
1 長谷川 彰(サントリー) 17 17 1 マイク・マクドナルド
2 坂田 正彰(サントリー) 10 52 2 カーク・カザギャン
3 豊山 昌彦(トヨタ) 3 ダン・ドーシー
4 久保 晃一(ヤマハ) 2 T 3 C4 デイブ・ホッジス
5 アダム・パーカー(東芝府中) 2 G 1 5 ルーウ・グロス
6 大久保 直弥(サントリー) 1 PG 0 6 カート・シュパード
C7 箕内 拓郎(NEC) 0 DG 0 7 コンラッド・ホジソン
8 伊藤 剛臣(神鋼) 8 ダン・ライル
9 村田  亙(ヤマハ) 2 T 8 9 ケヴィン・ダルゼル
10 淵上 宗志(コカコーラWJ) 0 G 6 10 マイク・ハーカス
11 四宮 洋平(ヤマハ) 0 PG 0 11 ライアン・ヴァンジール
12 難波 英樹(トヨタ) 0 DG 0 12 ケイン・クロス
13 ジョージ・コニア(NEC) 13 フィリップ・エロフ
14 大畑 大介(モンフェラン) 10 18 14 デビッド・フィー
15 松田  努(東芝府中) 15 リンク・ウィルフリー
交代【日】苑田右二(神鋼)⑨、ルアタンギ・バツベイ(東芝府中)⑤、栗原徹(サントリー)⑪ 【ア】J.ワースドロップ③、S.ペイジ⑥、F.モウンガ⑥、M.ティモテオ⑭、C.ニロラウ⑬、M.グリフィン②  シンビン=大久保(日)、ヴァンジール、ホジソン(ア)
得点:T淵上、四宮、コニア、大畑、G淵上2、PG淵上

 第1回スーパーパワーズ選手権が日本、米国、ロシア、中国の4ヵ国で行われた。中国がSARS(重症急性呼吸器症候群)の影響で出場できず、結局3国対抗の形になった。日本は米国にトライ数4対11で27−69と大敗した。日本アメリカのパワフルな縦攻撃を苦手としているが、これを克服できなければ世界への飛躍はありえない。問題はいうまでもなく11トライも取られるディフェンス力の弱さだ。攻撃力の4トライ、27得点は勝利できるスコアであり、悪くても接戦に持ち込めなければおかしい。その意味でも日本が国際舞台で戦うための課題は、いままでどおりディフェンス力である。前半は17−17の対スコアだったが、後半4分に大久保がデンジャラスタックルでシンビン[10分間の退場]になった隙をつかれてトライされ、じりじりとリードを許す。試合終了間際39分のトライをはじめ、ロスタイムに入って2トライ加えられるいつものパターンは、白旗を掲げたと同じ屈辱だ。