平成15年(2003)5月25日 秩父宮ラグビー場
No.414★183 第1回スーパーパワーズ選手権 | ||||||
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2003年5月25日 G:秩父宮ラグビー場 R:アル・クレンプ(米) KO 14:00 | ||||||
日本代表 | 34 | - | 43 | ロシア代表 | ||
1 | 久富 雄一(NEC) | 13 | 前 | 18 | 1 | オレグ・チュカイロフ |
2 | 坂田 正彰(サントリー) | 21 | 後 | 25 | 2 | イーゴリ・ニコライチュク |
3 | 豊山 昌彦(トヨタ) | 3 | アレクセイ・トラフキン | |||
4 | 久保 晃一(ヤマハ) | 2 | T | 2 | 4 | ヴァレリ・フェドチェンコ |
5 | アダム・パーカー(東芝府中) | 0 | G | 1 | C5 | セルゲイ・セルゲーエフ |
6 | 大久保 直弥(サントリー) | 1 | PG | 2 | 6 | アレクセイ・サリチェフ |
C7 | 箕内 拓郎(NEC) | 0 | DG | 0 | 7 | ヴァチェスラフ・ズイコフ |
8 | 伊藤 剛臣(神鋼) | 8 | ヴァスチェラフ・グラチョフ | |||
9 | 苑田 右二(神鋼) | 3 | T | 3 | 9 | ヴィクトル・モトリン |
10 | 淵上 宗志(コカコーラWJ) | 3 | G | 2 | 10 | アレクセイ・コロベーイニコフ |
11 | 小野澤 宏時(サントリー) | 0 | PG | 2 | 11 | ヤロスラフ・レチネフ |
12 | 難波 英樹(トヨタ) | 0 | DG | 0 | 12 | デニス・アクロフ |
13 | ルーベン・パーキンソン(サニックス) | 13 | ヴィタリ・ゼーエル | |||
14 | 大畑 大介(モンフェラン) | 12 | 反 | 30 | 14 | イーゴリ・クリュチニコフ |
15 | 栗原 徹(サントリー) | 15 | コンスタンチン・ラチコフ | |||
交代【日】網野正大(NEC)②、バツベイ(東芝府中)⑤、渡邊泰憲(東芝府中)④、山本正人(トヨタ)③ 【ロ】コルシュネフ②、シーモノフ⑭、ブィカーノフ⑨、フロキネ①、ビクボフ③ シンビン=チュカイロフ(ロ) | ||||||
得点:T栗原2、伊藤、淵上、大畑、G栗原3、PG栗原 |
日本はロシアにも敗れた。昨年の対戦では快勝した日本は、W杯出場が決まってホッとしたのか、その後はチームが下降線をたどっている。これだからラグビーは難しい。
トライ数は5対5だが内容が悪い。負けるときはこんなものだといってしまえばそれまでだが、悔しい情けない負け方だ。前半37分、パーカーの突破から、SO淵上の外にライン参加した大畑がロシアのでこぼこな防御を抜いてトライ、直後のキックオフでは栗原、小野澤がスピードを生かして連続トライ。後半19分にはスクラムからサイドアタックで伊藤がそのままトライした。簡単にトライが取れるので試合運びが甘くなる。バツベイの突進など単発に走り連続攻撃に結びつかない。ロシアはLOセルゲーエフ主将、No8クラチョフらが忠実なプレーで、単純だが力強く日本のディフェンスを少しずつ突き崩し、5トライ、3G、4PGに結びつけた。ストレスのたまる日本の敗戦だった。