テストNo.184 リポビタンDチャレンジ2003 豪州A代表来日第1戦

English 写真 機関誌
平成15年(2003)6月5日 長居第2
日本代表 5-63 豪州A代表
豪州Aに完敗 わずか1トライ
No.415★184 リポビタンDチャレンジ2003 豪州A代表来日第1戦
2003年6月5日 G:長居第2 R:K.ディーカー(NZ) KO 19:00
日本代表563豪州A代表
1山本 正人(トヨタ)5351ニック・スタイルズ
2網野 正大(NEC)0282アダム・フライア
3山村  亮(関東学大)3アル・バクスター
4木曽  一(ヤマハ)1T5C4マット・コーベイン
5ルアタンギ・バツベイ(東芝府中)0G55ジァスティン・ハリソン
6渡邉 泰憲(東芝府中)0PG06ダニエル・ヒーナン
7浅野 良太(NEC)0DG07デビット・クロフト
8伊藤 剛臣(神鋼)8ジョン・ロー
9村田  亙(ヤマハ)0T49ジョシュ・ヴァレンタイ
10廣瀬 佳司(トヨタ)0G410ショーン・バーン
11小野澤 宏時(サントリー)0PG011ピーター・ハインズ
12難波 英樹(トヨタ)0DG012ジョール・ウィルソン
13ジョージ・コニア(NEC)13マーク・ジェラード
C14大畑 大介(モンフェラン)131314ミルトン・タイデー
15栗原  徹(サントリー)15ジュリアン・ハクスリー
交代【日】松尾大樹(東芝府中)②、アダム・パーカー(東芝府中)⑤、月田伸一(リコー)⑨、久富雄一(NEC)①、四宮洋平(ヤマハ)⑭ 【豪】M.ダニング①、M.ヘニヤック⑨、M.バーソロミューズ⑭、R.ベデラゴ④、T.マクアイザック②、T.ホルア⑧、M.タブレット⑮
得点:T栗原

 W杯への強化のための対戦だが、世界のトップチームのA代表はさすがであった。
 メンバーも前回のW杯優勝メンバーのLOマット・コーベイン主将を中心に、代表経験者が多い強力メンバーだ。日本は7トライを奪われはしたが、局面局面では互角に渡り合ったところもある。得点差はともかく内容では前のロシア戦よりはプレーの質、ラインアウトやタックルに改善が見られた。前半の最後にラインアウトからWTB小野澤が突破、ラックからFB栗原がトライを奪いテンポの速いジャパンラグビーの片鱗を見せた。ミスでトライに結びつかなかったが、小野澤や大畑がゴールを目指す、日本ラグビーの形も見られた。SO廣瀬のキックで相手陣に攻め込み、連続攻撃に持ち込んでトライを取ろうという意図は読めたが、相手を崩すプレーは見えなかった。4ヵ月後に迫ったW杯の本番までに、どれだけチームを整備できるのか、向井監督の腕の見せどころだ。