テストNo.185 豪州A代表来日第2戦

English 写真 機関誌
平成15年(2003)6月8日 秩父宮ラグビー場
日本代表 15-66 豪州A代表
日本、今季4連敗
No.416★185 豪州 A代表来日第2戦
2003年6月8日 G:秩父宮ラグビー場 R:K.ディーカー(NZ) KO 13:00
日本代表1566豪州A代表
1長谷川 慎(サントリー)3421マット・ダニング
2坂田 正彰(サントリー)12242アダム・フラィア
3豊山 昌彦(トヨタ)3アル・バクスター
4木曽  一(ヤマハ)0T6C4マット・コーベイン
5アダム・パーカー(東芝府中)0G65ジャスティン・ハリソン
6浅野 良太(NEC)1PG06ダニエル・ヒーナン
C7箕内 拓郎(NEC)0DG07ディビット・クロフト
8伊藤 剛臣(神鋼)8ジョン・ロー
9苑田 右二(神鋼)2T49マット・ヘニャック
10廣瀬 佳司(トヨタ)1G210ショーン・バーン
11小野澤 宏時(サントリー)0PG011ピーター・ハインズ
12難波 英樹(トヨタ)0DG012ジョール・ウィルソン
13ジョージ・コニア(NEC)13マーク・ジェラード
14大畑 大介(モンフェラン)131314ミルトン・タイデー
15栗原  徹(サントリー)15ジュリアン・ハクスリー
交代【日】田沼広之(リコー)④、松尾大樹(東芝府中)②、渡邊泰憲(東芝府中)⑦、ルーベン・パーキンソン(サニックス)⑫、山本正人(トヨタ)①、松田努(東芝府中)⑪ 【豪】M.バーソロミューズ⑮、T.ホルア⑥、D.フィッター③、T.マクアイザック②、R.ベデラゴ⑤、M.タブレット⑫、J.ウエスト④  シンビン=ヒーナン(豪)
得点:T大畑、栗原、G栗原、PG栗原

 世界のトップレベルとの試合は、いつも同じ反省が続く。W杯で勝つためには相手を3トライ以下に抑えなければならない。しかし、豪州A代表との第1戦は7トライ、この試合は10トライを奪われた。ここを創意工夫とパワーアップ、精神力で何とかしなければ世界への道は開けない。日本代表は前半に、なすすべもなく7トライを失った。ハーフタイムで3−42のスコアはボクシングでは“タオル投入”であろう。とにかく豪州A代表の個々の突進を止められない、タックルできないのだ。タックルできても“オフロードパス”[意図的にタックルさせてパスし味方を突破させるプレー]の餌食となって次々に突破される。後半6分、日本はPKからの速攻で苑田、小野澤、栗原とパスが渡り、大畑が右隅にトライ。日本はこれで生き返り、29分連続攻撃で栗原のトライに結びつけた。豪州Aに4トライ取られたが後半のスコアは12−24。後半の試合をW杯で見せてもらいたい。