テストNo.193 第4回アジア3国対抗(RWC1次予選)兼第6回日韓定期戦

平成16年(2004)5月16日 秩父宮ラグビー場

日本代表 19-19 韓国代表

韓国と引き分け、萩本監督初戦飾れず

No.424★193 第4回アジア3国対抗(RWC1次予選)兼第6回日韓定期戦
2004年5月16日 G:秩父宮ラグビー場 R:周文良(台) KO 14:03
日本代表 19 19 韓国代表
1 久富 雄一(NEC) 12 5 1 金 英根
2 松原 裕司(神鋼) 7 14 2 申 宇植
3 山村  亮(ヤマハ) 3 金 泰亨
4 ルアタンギ・バツベイ(東芝府中) 2 T 1 4 裵 經世
5 熊谷 皇紀(NEC) 1 G 0 5 金 泳男
6 久保 晃一(ヤマハ) 0 PG 0 6 趙 澈炯
7 斉藤 祐也(神鋼) 0 DG 0 7 朴 燦植
8 伊藤 剛臣(神鋼) 8 白 光洙
9 伊藤  護(東芝府中) 1 T 2 9 梁 永勲
10 伊藤 宏明(ラクイラ) 1 G 2 10 金 世雄
11 小野澤 宏時(サントリー) 0 PG 0 11 金 亨基
12 向山 昌利(NEC) 0 DG 0 C12 朴 昶玟
C13 大畑 大介(神鋼) 13 柳 旼錫
14 平尾 剛史(神鋼) 11 13 14 郭 鐵雄
15 大東 功一(NEC) 15 尹 希壽
交代【日】元木由記雄(神鋼)⑫、大野均(東芝府中)④、池田渉(三洋電機)⑨、渡邊泰憲(東芝府中)⑥、山本正人(トヨタ)① 【韓】金 棟鮮④、朴 玩龍⑨、金 劤炫⑬、全 鐘満⑭  シンビン=郭 鐵雄(韓)
得点:T向山2、バツベイ、G伊藤宏明2

 W杯アジア予選は12ヵ国が参加し、4チームずつが1、2、3部に分かれて対戦、毎年最下位が下部リーグ1位と入れ替わる方式を採用した。2004年、05年に1部にいても06年の最終予選年に2部に落ちたら、W杯出場資格が失われる怖い制度だ。

 この年は日本韓国、中華台北で総当たりとなり、中華台北に勝ち[日本はA代表で対戦]、韓国と引き分けた日本は、1部残留は決まったのだが……。日本は萩本光威監督の新体制が発足しての第1戦は、韓国と引き分けのスタートになった。萩本監督は大畑をCTBに起用して攻撃力を高めようと試みたが、この試合では功を奏さなかった。韓国日本が何度も敗れた強敵であり、接戦になるのは当然だが、後半20分まで14点リードして、日本ペースに引き込んでいたのにミスを突かれて2トライを許した。追いつかれての引き分けだけに課題を残した。