テストNo.240 リポビタンDチャレンジ2008 アメリカ代表第3回来日第1戦

平成20年(2008)11月16日 瑞穂ラグビー場

日本代表 29-19 アメリカ代表

日本代表アメリカに勝利

No.477★240 リポビタンDチャレンジ2008 アメリカ代表第3回来日第1戦(パシフィックリムなどでの来日を除く)
2008年11月16日 G:瑞穂ラグビー場 R:P.フィッツギボン(I) KO 15:00
日本代表 29 19 アメリカ代表
1 平島 久照(神鋼) 10 14 1 マイク・マクドナルド
2 青木 佑輔(サントリー) 19 5 2 マーク・クリック
3 畠山 健介(サントリー) 3 マテキトンガ・モエアキオラ
4 ルーク・トンプソン(近鉄) 1 T 2 4 ヘイデン・スミス
5 北川 俊澄(トヨタ) 1 G 2 5 アレック・パーカー
6 木曽  一(ヤマハ) 1 PG 1 6 イナキ・バサウリ
C7 菊谷  崇(トヨタ) 0 DG 0 C7 トッド・クレヴァー
8 ホラニ・龍コリニアシ(三洋電機) 8 パトリック・クウィン
9 田中 史朗(三洋電機) 1 T 1 9 マイク・ペトリ
10 ショーン・ウェブ(ワールド) 1 G 1 10 マイク・ハーカス
11 冨岡 耕児(ヤマハ) 4 PG 0 11 ギャヴィン・デバートロ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 アンドリュー・スニウラ
13 平  浩二(サントリー) 13 ポール・エメリック
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 11 10 14 タクズワ・ングウェニア
15 松下  馨(ヤマハ) 15 クリス・ワイルス
交代【日】谷口智昭(トヨタ)⑤、マイケル・リーチ(東海大)⑥、ロビンス(NEC)⑬ 【ア】J.ウェルチ②、S.ピットマン③、J.ファンデルギーセン④、J.ギャギアノ⑦、C.アースキン⑨、V.マリファ⑩  シンビン=リーチ、龍コリニアシ(日)
得点:T龍コリニアシ、遠藤、Gニコラス2、PGニコラス4、ウェブ

 ジョン・カーワンHCはアメリカ戦を控えて、11月8日にセレクションマッチを行った。2011年の第7回RWCに向けてチームに新しい血を導入しようとの思いが伝わってくる。

 2002年5月から主将としてジャパンを引っ張ってきた箕内拓郎に代えて、新主将に菊谷崇が任命された。両プロップに平島、畠山を抜擢して、交替出場のマイケル・リーチともども初テストを経験させる。主軸を変えずにチームを育て作り上げていくカーワンの手腕が発揮された。トライ数は龍コリニアシと遠藤の2トライで、アメリカに3トライを許したが、ニコラスの2G、4PGとウェブのPGが有効なパンチとなって、アメリカの追撃を抑えきって29−19で快勝した。テストマッチの激しい攻防に競り勝ちながら、チーム力を高めるチームの前途に明るい光が見えてきた。

 日本協会はこの試合に初めてテレビ・ジャッジを採用した。