テストNo.260 リポビタンDチャレンジ2010 ロシア代表第2回来日

平成22年(2010)11月6日 秩父宮ラグビー場

日本代表 75-3 ロシア代表

日本代表11トライを浴びせロシアに圧勝

No.498★260 リポビタンDチャレンジ2010 ロシア代表第2回来日
2010年11月6日 G:秩父宮ラグビー場 R:ビニー・マンロー(NZ) KO 14:00
日本代表 75 3 ロシア代表
1 平島 久照(神鋼) 35 3 1 セルゲイ・ポポフ
2 湯原 祐希(東芝) 40 0 C2 ウラジスラフ・コルシュナフ
3 藤田  望(ホンダ) 3 エフゲニイ・プロネンコ
4 大野  均(東芝) 5 T 0 4 アレクサンドル・ボイトフ
5 北川 俊澄(トヨタ) 5 G 0 5 アルチョム・ファタホフ
C6 菊谷  崇(トヨタ) 0 PG 1 6 ビクトル・グレセフ
7 マイケル・リーチ(東海大) 0 DG 0 7 キリール・クシナレフ
8 ホラニ龍コリニアシ(三洋電機) 8 ニキータ・メドコフ
9 和田 耕二(トヨタ) 6 T 0 9 アレクサンドル・ヤニュシキン
10 ブライス・ロビンス(NEC) 5 G 0 10 コアレクセイ・コロベイニコフ
11 アリシ・トゥプアイレイ(キャノン) 0 PG 0 11 ワシーリィ・アルテムエフ
12 ライアン・ニコラス(サントリー) 0 DG 0 12 セルゲイ・トリシン
13 平  浩二(サントリー) 13 アンドレイ・クジン
14 遠藤 幸佑(トヨタ) 6 11 14 ウラジミール・オストロウシコ
15 田邉  淳(三洋電機) 15 イゴーリ・クリュチニコフ
交代【日】堀江翔太(三洋電機)②、川俣直樹(三洋電機)③、トンプソン ルーク(近鉄)④、谷口到(トヨタ)⑧、田中史朗(三洋電機)⑨、今村雄太(神鋼)⑫、ジェームス・アレジ(ノッティンガム)⑬ 【ロ】A.フローキン①、I.プリシェペンコ③、A.パナセンコ④、E.マトベエフ⑦、A.シャキロフ⑩、A.マコベーツキイ⑫、O.コプゼフ⑭  シンビン=メドコフ(ロ)
得点:Tトゥプアイレイ3、平浩二2、ロビンス2、リーチ、菊谷、今村、遠藤、G田邉10

 IRBではテストマッチの結果をデータに世界ランクを定めている。ロシアが手を抜くはずはない。個々の力は相当なものだが、FWがボールを支配されて、ディフェンスをずたずたに切り裂かれてしまった。日本は久しぶりに「これがジャパンラグビーだ」といえるスピーディなラグビーを見せてくれた。ラグビー強国に対してどうすれば、この展開ラグビーを見せられるのか。課題は『プレーの精度を上げること』、『ラックからの速い球出し』の2点に絞られる。日本ではFLマイケル・リーチの豊富な運動量とスキルの高さが目を引いた。32歳で初キャップのFB田邉惇は難しいゴールを次々に決めて、トップリーグベストキッカーの面目を保ち、キック処理もボール裁きも卓越したものを見せた。初先発のSH和田耕二の活躍も見事で、日本代表の層が厚くなっていることを証明した。試合後のインタビューで菊谷主将が「RWCで3勝を目指す」と言った。その意欲を買おう。