平成23年(2011)5月13日 G:ドバイ
○日本代表 111-0 UAE代表●
No.501★263 第12回IRBアジア五カ国対抗 第3戦 UAE代表戦 | ||||||
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2011年5月13日 G:ドバイ R:デューウィー・ロウランズ(香港) | ||||||
日本代表 | 111 | - | 0 | UAE代表 | ||
1 | 平島 久照(神鋼) | 57 | 前 | 0 | 1 | クリス・ジョーンズ・グリフィス |
2 | 湯原 祐希(東芝) | 54 | 後 | 0 | 2 | デビッド・ヴィッテス |
3 | 藤田 望(ホンダ) | 3 | マイケル・リレイ | |||
C4 | 大野 均(東芝) | 9 | T | 0 | C4 | マイケル・コックスヒル |
5 | ジャスティン・アイブス(パナソニック) | 6 | G | 0 | 5 | サイモン・オズボーン |
6 | 菊谷 崇(トヨタ) | 0 | PG | 0 | 6 | レニエ・エルス |
7 | マイケル・リーチ(東芝) | 0 | DG | 0 | 7 | ジェミー・クラーク |
8 | ホラニ龍コリニアシ(パナソニック) | 8 | カール・フォン・ローゼンベルト | |||
9 | 日和佐 篤(サントリー) | 8 | T | 0 | 9 | デビッド・クラウストン |
10 | ジェームス・アレジ(ノッティンガム) | 7 | G | 0 | 10 | ジョナサン・グラディ |
11 | 宇薄 岳央(東芝) | 0 | PG | 0 | 11 | マイケル・ハートレイ |
12 | ライアン・ニコラス(サントリー) | 0 | DG | 0 | 12 | ダンカン・マリー |
13 | 上田 泰平(ホンダ) | 13 | ジョン・ビートン | |||
14 | 遠藤 幸佑(トヨタ) | 14 | 反 | 11 | 14 | ショーン・ハーレイ |
15 | 有賀 剛(サントリー) | 15 | ティム・フレッチャー | |||
交代【日】畠山健介(サントリー)③、タウファ統悦(近鉄)⑧、ショーン・ウェブ(コカ・コーラW)⑬、立川剛士(東芝)⑮、田中史朗(パナソニック)⑨、木津武士(神鋼)② 【U】ロイド・バッド⑭、ダニエル・ヒール②、ダン・ボートライト③、スコット・カー④、スチュアート・クイン⑨ | ||||||
得点:T大野、アイブス、菊谷、龍コリニアシ、アレジ、宇薄4、ニコラス3、遠藤2、有賀、ウェブ2、Gアレジ12、ニコラス |
日本の先発メンバーはカザフスタン戦から11人が入れ替え。特に、BKに関しては2試合連続してキックオフ時にピッチに立っていたのは上田泰平のみ。その上田もポジションはWTBからCTBへと変更になっていた。「BKを見てみたい」(ジョン・カーワンヘッドコーチ)。カザフスタン戦ではHO木津武士が4トライを奪うなど、8トライのうちFWで奪ったものが6個。
その一方で、4月の宮崎合宿から取り入れられている、浅く、フラットなラインを敷きながらボールをどんどん動かしてテンポ良く攻めるBKの新しいアタックには、まだまだミスが目立っていた。
キックオフ直後のセンタースクラムから右、左にテンポ良く攻め続けて一気に敵陣深く攻め込んだ後、ゴール前スクラムから4試合ぶりに指令塔に復帰したSOジェームス・アレジがDFラインのギャップをついて、あっさり先制(2分)。以降、BKのアタックという面では、過去のカーワンジャパンの歴史をひも解いても、トップクラスに位置するようなパフォーマンスを見せつけて、111-0というアジア5カ国史上最多得点差記録を更新する大勝をものにした。前半9個、後半8個の計17トライ。そのうちBK陣が記録したものが13トライ。もちろん、単純には比較できないものの、8トライ中6個がFWによるものだった6日前のバンコクでの試合とは、全く内容の異なるパフォーマンスだったことは間違いない。